前の記事で、先日、楽天モバイルのポケットWiFiルーターを一括1円で購入した話を紹介しました。
接続確認する際に店員さんからQRコードで簡単に設定出来る事を教えてもらいました。
それはポケットWiFiルーターのボタンを押して行くとQRコードが表示されるのでそれをスマホのカメラで読み込ませるだけで済むというものです。
カメラでの読み込みはカメラアプリで行うのではありません。
設定のネットワーク設定のところでネットワークを追加の右にあるQRコードのようなマークをタップすることによりカメラを起動して読み込ませます。
QRコードを読み込ませると自動的に接続されました。
こんな便利な機能があるとは思いませんでした。
QRコードを読み込んで設定出来るのなら無線LAN親機などでも機能があるのではないかと検索しました。
最近の無線LAN親機には出荷時の設定のQRコードが同封されている物があるようです。
しかし、接続用のパスワードを変更するとQRコードを変更しなければならなくなります。
接続用のQRコードを作成する方法を検索したところオンラインでQRコードを作成するサイトなどが見つかりました。
オンラインでの作成はWiFiのIDとパスワードを渡す事になるので使いたくありません。
さらに調べて見たところ、スマホの機能として接続している無線LAN親機のidとパスワードのQRコードを画面に表示する機能がある事がわかりました。
やりかたです。(Google pixel6a Android13の場合)
①設定のネットワークとインターネットを開きます。
②インターネットを開きます。
③WiFiに表示されている接続済みの無線LAN親機IDの右にある歯車マークをタップします。
④共有をタップするとQRコードが表示されます。
QRコードの下にあるニアバイシェアを使うとカードリーダー内蔵の機種同士であればスマホ同士を接近させるだけで設定出来るようですが、操作回数が増えるのでQRコードを読み込ませる方が簡単だと思います。
この機能を使えば最初の1台だけ手動でパスワードを入力するだけで2台め以降はQRコードを読ませれば設定できるのでとても便利です。
また、QRコードを表示させた画面のスクリーンショットをとってその画像をプリンターで印刷すれば接続したことのあるスマホが無くても新しいスマホの設定ができるので便利です。
私は今まで1台1台パスワードを手入力していました。
無駄な手間をかけていた訳です。
手持ちのスマートフォンを調べて見たところ、この機能はAndroid9の機種にはなく、Android10から搭載された機能のようです。
Android10は2019年9月3日に公開されたそうです。
公開された後も発売時にAndroid9が搭載されていた機種はそのままAndroid9で販売されていたので今でもAndroid9を使っている方が多いのではないでしょうか。
機能が無けれは気づくはずもなく知らない人が多いと思います。
勤務先の同僚に聞いて見ましたが知っている人は一人もいませんでした。
Android10にアップグレードできる機種はアップグレードすれば使えるようになると思います。
本当に簡単なのでAndroid10以降を搭載したスマホやタブレットをお持ちの方はお試しください。