瑞希です。
明後日から約3週間緊急事態宣言が延長されました。他の人に自分の(政治的な)考えで影響を与えるのは好ましくないと思ってます。なのであんまりこのBlogで政治的なことを書くのはどうかと思いましたが、昨日の記者会見見てて、流石に呆れました。
記者からの質問。「緊急事態宣言下でもオリンピックはやるんですか?」という単純な質問。答えは「Yes」か「No」かのどっちかです。質問している記者からも、「国民をはぐらかさないようにはっきりと答えてください。」と言ったのですが、結局これに対しての回答はなしでした。まぁ、無回答ということは「Yes」ということなんでしょうけどね。
アスリートの方は頑張っているし、当然世界の頂点を目指すのは当たり前のこと。それについてはRespectの心を忘れてはいけないと思います。頑張ってそれを見る我々に力を与えてくれることは本当にありがたいことです。彼らに対し、「オリンピックをやめるように言ってくれ!」というようなことを言う人はいるけど、それはおかしいことだと思います。やっぱり彼らには可能性がある限り頑張って欲しいと言う気持ちがあります。
でも一方で悲しいことに、そういう彼らに感情移入できない自分もいます。誰もが感じていることだと思うけど、オリンピックの為に国民に「強いる」という世界。おかしいです。人流の増加、飲食店での感染、若者の行動範囲とかなんとか言っていて、最後には、「出歩く人間がいるから減らない」と言うような理屈。それでいて、安易な期間延長。そんなことするんだったら、もう少しいろんな情報をきちんと公開したり、対策をとったらどうなんですかね? 現場で働いている医療従事者の方は本当に苦労している。一方で(医療関係の)お偉いさんはコロナウィルスの基本的な仕組みやら解析について何も話していません。人数の増えた減った、それで(国民が)言うこと聞かなくなったら重症者が増えたからとか言う始末。飛沫感染するからと言うのなら、電車で通勤していたら誰もがかかるんじゃない?とも思えるけど、そういった事例が全くなし。現場の従事者のことを考えずにTV等のメディアに出まくって、我慢をしてくださいを連呼。彼らはしっかり稼いでいます。今が稼ぎどきです。お金はもらってないと言う人もいるかもしれないけど、少なくとも名前は売っている、将来的なことを考えれば稼いでいるんです。だから国民は納得しないですよね?
4月の時も思ったけど、3度目の延長宣言=オリンピックの中止とは思ったけど、ここまでしがみつく人たちがいるってことはどうなんだろうかと思う。平和の祭典ではなく、利権の祭典と言う言葉がピッタリとハマってしまいそうな感じです。
今日は愚痴ついでにもう一つ言いますが、昨年あれだけ叩かれたライブハウスも、一致団結して徹底的な感染防止をし、配信やら人数制限をしながら1年もの間、一生懸命に感染者を出さないようにしています。なので、クラスターとか発生することもなくやってきています。今、飲食店をハブられているせいで、満足な営業ができていないです。メディアも思いっきり袋叩きにしておきながら、こうした努力と結果については何も言わない。それで良いのかな? と言う思いはあります。
戦前に東京でオリンピックをやろうとして一度潰れています。1963年は実は2回目だったんです。今回こうしたコロナ禍があって、開催はできるのでしょうか? できたとしても満足なものができるのでしょうか?
肝心なことですが、全ての元凶はこのウィルスを撒き散らした方にあるのは事実です。なんかそれを忘れて好き勝手やっている国があるのが、もっと癪なんですけどね!
東京のオリンピックは呪われていると思うのは、私だけでしょうか?