瑞希です。
今ちょうど一年で一番PCと格闘するシーズンです。この2週間膨大なデータ量を処理しなければならず、極めて集中力がHighな状態が続きます。私の仕事のスタイルは「短時間集中型」なので、データを処理するスピードは多分普通の人よりもかなり早いと思います。ただ、それが長く続かないのです。普通1時間、長くても2時間くらいが関の山で、それを過ぎると完全に萎えてしまいます。復活には1時間くらい要しますが、その間はあんまり問題ないような仕事や情報収集に特化しており、感が戻ったころにまた仕事を始めるといった感じです。
なので、自分的にはこのようなシーズンは極めてぴりぴりしています。なぜって?
だって、集中してやっているときに周りからいろいろと言われると、そこで出力ダウンしてしまうのです。まさにフル回転で働いている自動車のエンジンがいきなり止まってしまうようなものなのです。だから一度失った集中力は直ぐに復活することはないのです。
考えてみると人それぞれいろいろな仕事の仕方がありますよね? 私みたいな集中型、のんびりとマイペースでやる人、他のことをし「ながら」の仕事スタイル等々。その人の性格によって多様なものがあると思います。どれが良いかはわかりません。強いて言えば、生産効率がよければどんな仕事のスタイルだって良いのかもしれません。
お昼の仕事は別にして、作曲・編曲活動に関しても私のスタイルは変わりません。まぁ、好きなことをやっているのですから集中力が仕事以上にあると思います。1度作り始めると、だいたい2時間くらい集中しています。曲をつくって、アレンジして、DTMに打ち込みを行う。できたところで、音源を鳴らしてみて、何度か聴きながら粗を探して、集中力が戻ったころに修正する。そんな感じですかねぇ~。なので1回の作業時間がおおよそ3-4時間くらいやるともうだめです。芸術家の中には、一度その世界に入ると昼夜没頭する人がいますが、私はそこまでできませんね~。そこまで集中力がHighな状況は維持できないので、きっとどんどん作品は悪くなってしまいます。
ところで、そんな感じで自分ではてきぱき曲を作ってしまうのですが、意外なことにつまづくことも多いのです。一点突破で崩せるスランプの壁だらけだったら良いのですが、なかなかそんなに都合の良いことはありません。コニミズの1作目を作った時よりも2作目の方が壁にぶち当たる回数は多かったです。で、これからレコーディングに入るMusic Library(仮)は、ジャンル的にもリズム的にもいろいろとぶつかりました。(笑) そういう時は、作業を止めて一度「原点」に帰るのです。要はやっていることを放り投げて、自分を真っ白にして、改めて考え直すのです。そうすると意外にも新しいアイデアが浮かんでくるものなのです。これは仕事も同じで、オンオフをはっきりとわけることが、自分の固定観念を打ち消して、もう一度物事を再構築しやすくすると思います。
「しっかり遊ばないと良い仕事はできない!」というのが私の座右の銘の一つです。(いくつくらい座右の銘ってあったかな? こんどまとめてみましょう。多分20個くらいはあるかも? 笑)