はげまして はげまされて

先日買った本
「はげまして　はげまされて」
たまたま　ナニコレをみていたときに
青森の９３歳のおじーさんが　長年
絵日記をかいていた～っていう
珍百景のネタだったのだけど

そのイラストも日々のくらしも
懐かしく素朴で　平凡

でも５６年も家族のくらしをノートに残してるって感じに
ただ感激

私がHPとか日記とかブログとか
ただ　ほんと
日々の暮らしを残しているのも
自分のためで
あのとき
このときを
メモっている
（記憶力がはげしく低いし）

おじいちゃんと相通じるものがあるのかも。

日々の暮らしの大切さよ
なにもなくおもしろくもない毎日のありがたいコトよ。

ちびまるこちゃんも
サザエさんも
きっと
そーゆー
スタンダードと呼ばれるゆえんでしょうね

私たち
昭和も高度成長期のこどもは
どんどん便利になってゆき
すごい速さで日本全体が　イケイケドンドン～
白黒TVで西部劇をみて
ボットントイレに恐怖を感じ
５円もって　ドンドン焼きを食べにいった幼少時代
いつのまにか、家具調カラーTVが
茶の間に鎮座して　ステレオも家具調だったっけ。
大家族でこたつテーブルを並べて
毎日が宴会のような小学生の頃
私はチロが心の友だった～
ドガドガしている生活が当たり前だったので
サラリーマンのおうちのコが
もうすぐお父さんがボーナスだから
好きな物買ってもらうの！
というコトバに？？？？だったよ
ボーナスってなに？
それっていいもの？？
（単純に頭がバカだった私でもある）

商売は山あれば谷もあり
親の苦労はほんと沢山沢山みちゃったので
どんどん無口になってゆく青春時代（笑）
あのころははやくオトナになりたかったなぁ～

いまでも
ときどき
母と昔話すると
なんだか
別の世界のできごとみたいに感じてて
でも
あんな風に
直球家族だったと
思えば
人生は
楽しく
あのあと　いろいろなことがあったけど
凹むことがあっても
どんな波も越えられた～
なんておもえるのですよ

人はものすごいエネルギーを出して生きてたなぁー昭和ー

震災があって
ちょっと
そのころのスピリッツが
蘇って　心のどこかが
チロチロしてる大人が多いのかも。


あ、
三越に行きました
これ　ちっこいの好きとしては
トキメキ
買って来ちゃった～