お疲れ様です。
もう10年以上前の事になるんですが、
私が務めていた会社の上司で、
本社の「取締役」で「新宿支社の支社長」を務められていた
「北添 寛」(きたぞえひろし)さんという
尊敬していた(る)方がいます。
まぁ~ほんとに新人の私をよくしてくださり
足でよく使っていただいてんですね(笑)
その北添取締役は少し声が小さく「電話」の時なんかは
特に小さかったんです。
っで!ある日スタッフが皆ランチタイムで
私はいつも昼時外れていたので、いつも通り電話番して
いたときに、北添さんがもどってこられたんです。
そして、きょろきょろして...
電話とって...
こういう会話してました...
北「お久しぶりです。北添です。奥様!」
森「ん?おく...さ...ま?」
北「え~え~いつも奥様にはよくしていただいて」
森「え?奥様によくしていただいた???何を?」
北「先日も...え~え~はい」
森「あ~北添さん声きこえねぇ~なんて~???」
北「はい。そうですね、来週また行きます!」
森「えっどこいくんだ?」
北「あっそういえば、予約制ですよね?」
森「何の話だ!仕事中だぞ!」
北「わかりました!では来週に、はい、はい、予約で。」
「ありがとうございます」
ガチャ!っと電話は終わりまして、
気になって仕方がない私は...
森「すいません。北添さん...」
北「何?」
森「どこの奥様っと何の話ですか?この仕事中に!」
北「何!おまえどこの奥様って!俺が奥様に電話したらいかんがか!」
森「いや仕事でしたらいいんですけど...」
「奥様とかよくしていただいたとか予約とか」
北「おもろいき、ずっと勘違いしちょけ」
「この天然!世界遺産が!」
森「...いいんですか。そんな事いって、会長に報告しますよ」
「それは仕事なんですか?」
北「あ~あんた天然やきもう説明めんどい」
っと言ってはぐらかされました。
しかし私気になって、先輩女性上司の柳沢さんに聞いたんです。
す・る・と...
柳「ばっかじゃないの~(笑)」
「森山君やっぱり天然だよ~ばっかだよ」
「一生勘違いしてなよ(笑)」
「けっこうぬけさくだよね~」
森「...くそ~標準語でばかにすんなよこの千葉県人め」
私考えました。
そしてその北添さんのかけた電話番号を履歴から拾い
調べてみたら...
森「んっ取引先?なぜ?」
「まてよ...」
そうなんです。私のとんだ勘違い...。
取引先の担当者に「奥さん」という方がいらっしゃったんです。
しかも来週その現地に私とその北添さんの二人で
出張にお伺いするという行程でした。
そんで再度聞いてみたところ、
その北添さん大のゲーム好きで、
何か忘れたのですが、
ゲームを予約したということでした。
そうそんな勘違い野郎がこの私。
だから...
「メルヘン」
「天然」
「世界遺産」
なんてあだ名がついていたんです。
表現手難しいですね。
そんなグループの役員の取締役/北添さんを
いつも「かんちゃん」って呼んでましたよ。
「寛」で「かん」
うちの家ではごきぶりをひろしっていってた
っという話すると
俺はごきぶり~か!って言ってたんで
呼び名を変えてあげたんです。
「かん」って。
パートおばちゃんには「兄弟みたい」っと
いわれておりました。
「態度でかい新人」でした。
なつかしい~私のぺーぺー新人時代ですね(笑)
そんな私も今ではその当時の北添さんの
年齢になりました。
今、お会いしても天然っていわれるのだろうか...
僕は。
GO~GO~ MORIYAMA GO