ちょっと前のことになりますが、近所のスーパーで買い物している時に、子供連れのママにナンパ(?)されました。
餃子コーナーで、コレは国内生産とはいえ原材料国産ではないな、こっちは使用野菜&豚肉国産だけど値段高いな・・・と悶々としていたところ、後ろから「すみません」と女性に声を掛けられました。
おっと長いこと餃子の前を占領しちまったぜい、と慌てて「あ、すみませーん」と横によけたところ、「いえ、そうではなくて・・・」とその女性。
振り返ると4、5歳の女の子と新生児を連れたママがにこやかに立っておられます。
「あのー、それって何ヶ月頃から使えますか?」
「それ」っていうのはつまりその時私が使っていた抱っこ紐のことで、抱っこ紐というかエルゴのベビーキャリアだったんですけど、どうもそいつで王子をおんぶしていたのがそのママ的にしっくりはまって見えたらしく、前々からエルゴベビーキャリアに興味を持ちつつ抱いていた疑問を解消しようと思ったらしいです。
(子供の股が開きすぎやしないか、とか、いつからなら無理なく使えるか、とか?)
amazonか何かのカスタマーレビューで、「町で使用していたお母さんを見つけてカッコイイ!と思い、思い切って声をかけてどこの商品か聞きました!」とかいうのがあったんですけど、へーっほんとにそんなことってあるんだあ~、とへんな感心をしつつ私も知ったかぶっていろいろ話をしていたのですが。
話をしている間、一緒に居た4、5歳くらいの女の子がうちの王子に興味津々で、背負われてぷらーんと下がった王子の足を彼女の小さな両手でなでては「かわいい~」といって私の顔を見上げてくる。
いや、あなたの妹さんだか弟さんだかの方がちっこくてカワイイですよ。
と思いつつ、「ありがとう」と流していたのですが、ママと私の会話のリズムにおかまいなしのタイミングで色々話しかけてきます。この年特有のKY感と女の子のおしゃまな感じがかわいいです。
そうこうしていたら突然、
「この子、誰の赤ちゃん?」と私に聞いてきました。
「えっ・・・?」
と声につまる私。
子供って・・・?
不思議な疑問をもつものです。
ママも「何言ってんの?(笑)」とあきれたように笑ってます。
そこで、です。
ぐるぐるぐるぐるっと、一瞬いろいろ頭をめぐって実際には1.5秒くらい考えたあと、口をついて出てきた言葉が、
「え・・・っと、おばちゃんの赤ちゃん。」
・・・いや、そりゃね、お姉ちゃんとは言えないよ、やっぱり。
なんとなく「お姉ちゃんの赤ちゃん」っていう文章に矛盾を感じちゃったんですよね。
王子を連れてなかったら、4、5歳のピチピチガールに対しても「お姉ちゃん」と自分を呼称することができた気がするんだけど。
かといって子供生まれたら女性は”お姉ちゃん”でいられないのか?っていうと、今の時代そんなの別にいいのかな?って気もするし。
初めて素直に自分をおばちゃんと呼んだこの日、なんとなく釈然としないまま帰路についたのでありました。
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ちょっと複雑。
おばちゃんは、もう少し先にしたいなぁ
でもなんか、最近自分が「お姉さん」と呼ばれることに執着しなくなったことも事実なんだよね。
いけないわー。エイエイオー(気合)
私も、もはや「お姉ちゃん」に執着なくて、あちこちで自分を「おばちゃん」連呼(笑)
でも子供からしたら立派なおばちゃんなんだから、それは気にしないで「おばちゃん」で間違いないでしょ~
それはウランがおばちゃん化してるかどうかってことと関係なく。なんだろうね、ポジティブな感じがするよね。
よし、私もヤングなおばちゃんになるわ!
(って、この言い方のほうが問題?)