3月中旬、有給&産休に入ってから、
毎日が 暇 です。
休みの間は赤ちゃんのためにお裁縫したり、お料理勉強したり、優雅に過ごしちゃうのかと思っていました。
必ずしもすべての妊婦がそんな気分になるとは限らないのですね。
はじめのうちはパンを焼いたりもしていましたが、だんだん立ち仕事もつらくなってきたし。
ということで、最近はもっぱら読書です。
東野圭吾、『新参者』がドラマで放送中ですが、『子供の才能』・『親子愛』的キーワードに興味を覚えてこちらを読みました。
発売日当日に電車の中吊りを見て「なんかいろんな意味でタイムリーじゃん?」と気になっていたので、なんとなく運命的なものも感じつつ。
珍しくこのサイズの本を1日で読破しました。
読んでいる間、先が気になる気になる。
最後までいっきに読みました。
でも、結末は思っていたよりも
「・・・。」
なんというか、偶然が重なりすぎ?
【以下ネタバレ】
妻の流産、妻の友の死、その愛人の子供の誘拐と死、妻の自殺・・・
上手い具合にタイミング合いすぎじゃないか?
それにそれなら妻はなぜ死んだんだ?(ひとりごと・・・)
結局育児ノイローゼ?だんなに隠し事していることを気に病んで??
妻と友人とのやり取りもイマイチ不明。
そもそも友人の身に起きた一連の不幸な出来事が起こらなかったら、妻はどうするつもりだったんだろう。どうなってたんだろう。モヤモヤ。
最後はよく言えば「大どんでん返し」、悪く言えば「さんざんミスリードしてそれかい」。
って気分になりました。
とはいえ、思っていたのと話の筋は全然違ったけれど、それでも、ところどころでじんわりくるものがあったりして。
すごくセレブな世界というわけでもなく、世の中の底辺をさまようわけでもなく、
そこの角を曲がったところに生活している○○さん、くらいの身近な人物設定で、
絶妙な人間関係をよくこうも思いつくものだなあ~、と。
毎度のことながら感心してしまいました。