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coya

すっかり育児ブログ
猫と犬もおるよ

正しい答えなんてない

2008-12-05 16:08:53 | 昔話
もっそい寒なるらしいやん。

今晩からさぁ。


冬ですな。

冬。



ところで。



ほとんど誰も通らへん住宅をな、

友達と2人で歩いてて、

さぁ、今から何して遊ぼうか!

なんて思ってるときにな、

道の真ん中に1万円が落ちとったとしよう。


どぉする?


ま、とりあえず、拾うやん?

お金やし。

前後見ても、持ち主らしい人おらんねん。


どぉする?


交番に届けるんもなんかアレやん?

かといって、住宅ん中に落し物BOXなんてないしさ。


どぉしたらいいんかな?


私?

私やったら最寄のコンビニに直行。

で、こう言う。


「5000札2枚に両替してください」


で、友達と半分こ。

で、いつもよりいいごはん食べたりする。

で、何かしら衝動買いをする。


これね、実は、実話。


ちょうど10年前の話やわ。

高校1年生。


時効やろ。



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トタン屋根

2008-12-03 16:22:23 | 昔話
とある、台風がよく直撃する島に住んでいた少年の話。


こんときも、大きい台風が直撃したんやて。

寝てるときに。


おぉぉ…

台風すげーなーなんて思ってたら、

バケツをひっくり返したような水がブワッ!と顔にふりかかってきて、

なんや?なんや??

って目を開けたら空が見えたそうな。


屋根がね、

飛んでいったんやて。


トタンを打ち付けただけの屋根やってん。


とりあえず近くの避難場所に非難して、

翌日、屋根を探しに出かけたらしい。


少し高くなってる丘から見下ろしてみたけど、

同じようなトタン屋根がいっぱい落ちてて、

どれが自分ちの屋根かわからんくてな。


結局ホームセンターでトタン買って、

打ち付けてんて。



懲りろや。




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アリバシティー

2008-11-06 19:00:39 | 昔話
私はさ、

言わずと知れた、

ジェットコースター好きやけどな。


小学校6年生くらいまで、

ジャストコースターってゆうとってん。


子供らしいやろ?


布団って敷くやん?

私な、布団は『ひく』もんやと思とってん。


そおゆう間違いはさ、

早めに誰か、

教えてあげてね。


そうそう、ジャストコースターの話やけどな。

西神南にも、小さい遊園地があってん。

期間限定で。


そこにもなんとかギリギリ、ジャストコースターと認めてやれる乗り物があってん。

宙返りとかはせんけど、まぁまぁスピードが出る乗り物。


すごい寂れた遊園地で、

他にお客さんらしいお客さんおらんくてな。

夕方になったらほぼ貸切やねん。


私らはそのギリギリジャストコースターばっかり乗っとってな。


その乗り物担当のお兄さんに、

「もう並ばんでええやろ?」

「いちいち降りんでええやろ?」

「はい、もっかい動かして」

「っちゅうか、2周じゃなくて、3周回して」

ってワガママばっかりゆうとってん。




酔ってな…


でも私は変なとこ強がりでさ、

酔ったって言えんくて、それでも周り続けてたね。


そのころから、頑固で調子ノリやの。

筋金入り♪


遊園地、行きたいわぁ。


富士急もええけど、

スパーランドもいいなぁ。



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キムチ鍋

2008-10-27 10:51:50 | 昔話
真冬の最高の贅沢ってなんや思う?

風呂あがりのコタツでキムチ鍋にビール。

これ、最高な。


一人で鍋ってしたことある?

私はけっこうしててんけど、

家帰ってすぐ風呂に湯、ためんねん。

その間に鍋の準備してな、

暖房つけて電気鍋中火くらいにしてな、

グラスを冷凍庫に入れて、

風呂入るねん。


で、風呂から出たら…



な?



最高や思うやろ?

これな、失敗してん。

エアコンと電気鍋でブレーカーおちてもとってん。

寒い中、冷たい鍋があったまるんを待つんは、

なかなかイヤな時間やったわ。



今日、小屋、休みです。


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オブジェ

2008-10-25 15:05:51 | 昔話
モザイクに、毎年飾られる雪のオブジェ知ってる?

あれのマネしてな、何年か前、店のレジんとこに飾りつけをしたことがあるねん。


雪みたいなあの白いぼんぼり、どうしようかなぁってなったとき、

ちょうど、ええ大きさのたれぱんだのぬいぐるみを見つけてね。


まぁ…白いし…。


で、それを上から吊ってん。

細い釣り糸があったらよかったんやけど、なくて、

タコ糸で吊ってん。


たれぱんだって、2頭身やねんな。

だから首んとこに糸をくくりつけたらバランスよくぶらさがって、

モザイクの雪みたいに…

なる…

はずやったのになぁ…


たれぱんだの集団首吊り自殺。



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兄弟の会話

2008-10-11 18:34:41 | 昔話
うちは仲良し4人兄弟やねん。

今はみんなバラバラに生活してんねん。


ふと。

子供の頃、兄弟4人でどんな会話したかなぁって思い出そうとしてんけど、

ほっとんど覚えてないもんやなぁ。


家に4人揃ってたんって、私が11歳くらいの頃までやねん。

オニィが就職して家を出たからさ。


ひとつだけ思い出した会話があんねん。

コレ↓



「パンはすみずみまでマーガリン塗りたいよな?」

「そうやねん、持つとこないくらいまで塗りたいねん」

「なぁ!そうやんなぁ!」

「やのにオカンときたら…」

「「「適当よなぁ」」」

「チャチャチャっと塗って満足しとるやろ?」

「それこないだ指摘したら『ちゃんと塗っとるで』ってゆうてん」

「「「どこがやねん」」」




くっっっだらん…


金木犀

2008-10-05 11:46:47 | 昔話
今日、雨やん?

でも私、原チャやん?


雨避け付きのヘルメットで今日も町を走ってきたんやけどさ。


信号待ちで、前の車にうつった私のヘルメット見てビックリ。

ヘルメットに模様がついとってん。

それもヘビメタチックな模様。


およよ?


と思って鏡見たらさ、髪が雨風でヘルメットにピッタリくっついてやがんの。

メデューサみたいやったわ。


雨の日っていつもあんなんなっとんかな。

ロングへヤーの憂鬱や。


それはそうとな、今日、金木犀の香りがしたよ。

金木犀の香りえぇわぁ。


小学校思い出す。

うちの小学校、中庭を囲むように金木犀が植わってたんよな。


落ちた金木犀の花を集めて、ハンカチに包んで持ってた。

眺めたり嗅いだりして幸福を感じてたんよ。

腐るまで持ってた。


驚きなや?

あんな、

金木犀ってな、

腐ったらな、


クサイねんで。


でもな、摘みたての金木犀は香りやねん。

甘ぁい甘ぁい香り。

あんまりにいい香りでさ。


食べてみてん。

つい。


驚きなや?

あんな、

金木犀ってな、

食べたらな、


まずいねんで。



ハロウィン

2008-09-19 16:36:17 | 昔話
10月の一大イベントをご存知?

そう、ハロウィン。


小学生のとき、YMCAで英会話習っていた。

10月のある日の授業の終わりに、先生はこう言った。

「来週はハロウィンパーティーなので仮装してきてください」

先生…いくら子供っつっても仮装はないべ?


翌週。


集まる子供達。

みんな私服。


くよくよすんな、先生。

人生、思い通りにいかないもんなんだよ。

子供たちだっていちまでも子供じゃない。

もう小学校の高学年だ。

そんな熱くなれる年頃じゃないんだ。

冷めててゴメンな。

子供を代表して謝る。


「ハーイ、じゃあみんな着替えてー」

先生!現実を見ろ!

誰も仮装なんて…


えー?

みんな持ってきとるー!

なんでー?


子供たちは各々、

黒いゴミ袋をかぶったり、

マントをつけたりして、

魔女やドラキュラに変身しやがった。


なんとまぁ、恐ろしい光景。


そこらじゅうオバケがウヨウヨ。

そんな中、2人だけ、唖然とする超凡人がいた。


それが私たち双子だったのは言うまでもない。



よっちゃん

2008-09-13 15:20:33 | 昔話
よっちゃんといっても、

すっぱいイカの駄菓子ではない。


それはそれは見事なまでにハゲあがったツルツルまぁるい頭を、

「どうだ!」と言わんばかりに惜しみなく輝かせてる、うちの叔父のこと。


それが、よっちゃん。


よっちゃんは無類の酒好きで、

酒さえあれば、なんでもできる。

元気ですかー?!

が口癖だ。


よっちゃんは大工、内装、ノリツッコミ、なんでもできる。

小屋のテーブルやらイスやらマガジンラックを作ってくれたのも、

この、よっちゃんだ。


ガス漏れしても、

水漏れしても、

漏電しても、

「よっちゃん、なんとかしてー」


新しいテーブルが欲しくなっても、

ドアがガタガタいっても、

バーベキューの火おこしも、

「よっちゃーん」


さて、先日起こった事件。


うちの店の駐車場に不審者がいるのをスタッフが発見した。

駐車場奥のソーラーパネルの辺りでなにやら『ブツ』を車に積んでいる様子。


…万引きか?


たまたま制服を着ていなかった私がそ知らぬ顔をして様子を見に行くことになった。

重い足をひきずりながら向かった。


確かに。

男がいる。

『ブツ』を積み終えたのか、トラックに幌をかけていた。


私は勇気を出して叫んだ。

もうどうにでもなれだ。


「そこで何をしている!」


私に気付いた男。

腕を振り上げ私に向かってこう言った、


「おぅ!ええとこに来たな!幌かけるの手伝ってんかー」





うちの店がよっちゃんから借りたままだった脚立を取りにきた、

よっちゃんだった。



過ちを犯す男の子

2008-08-21 13:31:17 | 昔話
車の中って狭くてさ。

自分だけの空間のような気がするやん?

で、歌とか歌っちゃったりするやん?


特にカラオケの帰りな。

時間もちょっと遅くなってしまった頃な。

テンションもあがって、頭ん中にはさっき聞いた曲がかかってたりしてさ。

歌ってまうわな。

十中八九、歌ってまうわ。


ほんま、やめた方がええ。

けっこう静かやで、町。

思ったより聞こえとるもんや。



今から十数年前。

私が実家で暮らしてる頃の話。


うちの実家の前は広い、広ぉい田畑が広がっていてね。

人はおらんし、あんまり車も通らん。

バイクで走ってたらそれはそれは気持ちのいい道。


高速に続く大きな道路を少しそれたらその道があるんやわ。


それた瞬間、開放感に似た衝動に襲われるんやろうね。

ガードレールもないその道で、スピードも出さず、

歌の練習をする原付ライダーがいたんですよ。


なぁにぃ?

やっちまったなぁ!?


曲はTHE YELLOW MONKEY JAM

名曲。


それた瞬間から歌いだすんやろうな。

うちの前を通るときはいつも同じところを歌ってるの。


がぁいこくで飛行機がぁ
 落ちましたぁ
ニュ~スキャスターはぁ
 うれしそうにぃ
乗客にに日本人はぁ
  いませんでしたぁ
 いませんでしたぁ
   いませんでしたぁ
僕はぁ何て言えばいいんだろぉう
 僕はぁ何ぅお思えばいいんだろぉう
こんなぁ夜はぁ
  会いたくてぇ
 会いたくてぇ
会いたくてぇ




……


ここ。

もう、ほんま、大熱唱。


しかもフェードインフェードアウトな。

それも毎日な。


本人は

「こんな田舎道、人などおらん。

 ここで歌っても誰にも聞こえん」

そない思て気持ちよーに歌っとんやろな。


学校から帰ってきてボーっとしとるときに、

家の前の畑からこれ聞こえてきてみ。


おっもろいでぇ?


そら学校でネタにするで?

十数年経った今でもネタにするで?


こうなる前に、今、大声で歌ってる人。

気付いた方がええで。

思ったより、周りに聞こえとる。