ひさしぶりのいい天気。
只今お客様、0人。
ゆっくりとしすぎた昼下がり。
さて。
本音を書きます。
きねこを保護してから半年間、
きねこに愛情を注ぎ続けました。
きねこはそれに答えるように、
私たちに幸せを与えて続けてくれました。
ゴロニャーゴと甘えてくることもありませんでしたし、
壁や家具をひっかいたりすることもありませんでした。
野良よりマシやろ。
どうせ死ぬならうちで死にぃよ。
それまであったかくしたるやん。
そんな気持ちで連れて帰ったものの、
きねこの性格、仕草、表情に骨抜きにされ、
きねこの存在に癒されていました。
そんなきねこが、死にました。
きねこの命はそう長くないと、
最初からわかっていたはずなのに、
後悔しないよう、100%の愛情を注いでいたはずなのに、
覚悟していたはずなのに、
その『死』はとても受け入れられることではありませんでした。
初めて、
「きねこの『代わり』がほしい」
と思いました。
家族の『代わり』なんているはずないのに、
できるはずないのに、どうしても、
心の隙間を埋めることができませんでした。
私以上にきねこを愛していたダンナがいます。
でも私達夫婦はきねこがいなくなったことで、
悲しみ、泣き喚くことはなく、
きねこの存在の大きさに驚き、
きねこがいてくれたことに感謝をしていました。
ダンナはダンナで、外で出会った猫に、
「うちの子になるかー?」
と毎日ナンパをしていたらしいのですが、
連れて帰ることはなく、
やっぱりきねこの『代わり』なんかいませんでした。
夫婦の会話に「きねこ」の名前が出ない日はありません。
ケータイやパソコンの壁紙もきねこ。
家中にきねこの写真。
玄関を開けるたび、きねこを探してしまいます。
そんな生活が1ヶ月続いた頃、
友人から、
「猫飼える人おらん?」
というメールが。
葛藤が始まりました。
私は今、猫を飼うにはベストな環境です。
猫を飼った経験があって、
猫が十分に遊べる部屋があって、
もしものとき頼れる家族・友人が近くにいます。
でもきねこを亡くした私は、
きねこと同じように愛す自信がありませんでした。
どこかできねこの『代わり』を求めてしまうんではないか。
だけどこれも何かの縁。
なにもここでこの猫を見捨てることもないんじゃないだろうか。
その猫を引き取ることにしました。
だって私、猫好きやし。
それがセロです。
セロはとにかくかわいいです。
セロが家に来てから、
どれだけきねことセロを比べたかわかりません。
そして気付きました。
メスかオスか、とか、
病気か健康か、とか、
そういうことではなく、
きねことセロは違うんです。
セロを可愛がることで、
きねこへの気持ちが薄らいでいくこともありません。
セロは『代わり』でもなんでもありません。
セロなんです。
きねこと同じように愛する必要なんて、
これっぽっちもなかったんです。
きねこにはきねこ、
セロにはセロの接し方があって、
気持ちの持ち方があって、
同じ『猫』でも、
『同じ猫』ではないんです。
そう思えたとたん、
セロがただかわいいだけではなく、
とても愛おしい存在になりました。

全力で甘えてくるセロを、
全力で愛します。
只今お客様、0人。
ゆっくりとしすぎた昼下がり。
さて。
本音を書きます。
きねこを保護してから半年間、
きねこに愛情を注ぎ続けました。
きねこはそれに答えるように、
私たちに幸せを与えて続けてくれました。
ゴロニャーゴと甘えてくることもありませんでしたし、
壁や家具をひっかいたりすることもありませんでした。
野良よりマシやろ。
どうせ死ぬならうちで死にぃよ。
それまであったかくしたるやん。
そんな気持ちで連れて帰ったものの、
きねこの性格、仕草、表情に骨抜きにされ、
きねこの存在に癒されていました。
そんなきねこが、死にました。
きねこの命はそう長くないと、
最初からわかっていたはずなのに、
後悔しないよう、100%の愛情を注いでいたはずなのに、
覚悟していたはずなのに、
その『死』はとても受け入れられることではありませんでした。
初めて、
「きねこの『代わり』がほしい」
と思いました。
家族の『代わり』なんているはずないのに、
できるはずないのに、どうしても、
心の隙間を埋めることができませんでした。
私以上にきねこを愛していたダンナがいます。
でも私達夫婦はきねこがいなくなったことで、
悲しみ、泣き喚くことはなく、
きねこの存在の大きさに驚き、
きねこがいてくれたことに感謝をしていました。
ダンナはダンナで、外で出会った猫に、
「うちの子になるかー?」
と毎日ナンパをしていたらしいのですが、
連れて帰ることはなく、
やっぱりきねこの『代わり』なんかいませんでした。
夫婦の会話に「きねこ」の名前が出ない日はありません。
ケータイやパソコンの壁紙もきねこ。
家中にきねこの写真。
玄関を開けるたび、きねこを探してしまいます。
そんな生活が1ヶ月続いた頃、
友人から、
「猫飼える人おらん?」
というメールが。
葛藤が始まりました。
私は今、猫を飼うにはベストな環境です。
猫を飼った経験があって、
猫が十分に遊べる部屋があって、
もしものとき頼れる家族・友人が近くにいます。
でもきねこを亡くした私は、
きねこと同じように愛す自信がありませんでした。
どこかできねこの『代わり』を求めてしまうんではないか。
だけどこれも何かの縁。
なにもここでこの猫を見捨てることもないんじゃないだろうか。
その猫を引き取ることにしました。
だって私、猫好きやし。
それがセロです。
セロはとにかくかわいいです。
セロが家に来てから、
どれだけきねことセロを比べたかわかりません。
そして気付きました。
メスかオスか、とか、
病気か健康か、とか、
そういうことではなく、
きねことセロは違うんです。
セロを可愛がることで、
きねこへの気持ちが薄らいでいくこともありません。
セロは『代わり』でもなんでもありません。
セロなんです。
きねこと同じように愛する必要なんて、
これっぽっちもなかったんです。
きねこにはきねこ、
セロにはセロの接し方があって、
気持ちの持ち方があって、
同じ『猫』でも、
『同じ猫』ではないんです。
そう思えたとたん、
セロがただかわいいだけではなく、
とても愛おしい存在になりました。

全力で甘えてくるセロを、
全力で愛します。