パンツ

休日はすぐに予定を入れてしまう私。

ダンナ・のびたと出かけることが少ない。


と、ある休日の話。

珍しくのびたと出かけててさ。


そしたら急にのびたが、

「ワシ、パンツ欲しい」

と。




パンツ!?




月に８回ほどある休みのうち、

私と出かけるのは１回か２回。


なんでパンツ買いに行かなあかんねん。


ほかになんぼでも買いに行く日あったやろ。

パンツを一緒に選ぶ理由があらへん。



「よく見たらさ、パンツいっぱい破れとってん」



パンツを買う理由なんかはどうでもええ。

なんで一人で買いに行かへんねん。


言い出したら手に入れるまで言い続けるのびた。

トイレに行っても「パンツ」

家電見てても「パンツ」

ごはん食べてても「パンツ」


　パンツ

パンツ

　　パンツ


ふいに姿を消したのびた。

どうやらパンツを買いに行ったらしい。

そうやねん、最初から１人で選んだらええねん。


しばらく経ち、

合流したのびたの、

顔の暗いこと…



「パンツなかった」



ないことないやろ、

どこでもあるやろ、

パンツぐらい…


気に入るパンツがなかったらしい。


そないゆうけど、

そないええパンツ買ってけぇへんねんで？

そないこだわり持って選んでると思われへんのに…


あぁ…しょうもない…


そんなことを思いながら、

ひさしぶりに洗濯をしました。


今日は雨降らないでよねー。