久々に,日曜日が1日空いたので、日帰りツーリング。
2年前に福井県の三方五湖にある、福井県年縞博物館に行きました。
その時は隣の若狭三方縄文博物館に寄る事が出来ず、ようやく来訪することが出来ます。
福井県の三方五湖や小浜には何十回も来ていますが、険しい針畑超えの鯖街道を初めて通るルートを計画
(通常ルートだと車が多いと予測)
途中まで園部や日吉経由の私が走り慣れた道で進みます。
で,家から1時間くらい走った時点でスマホを忘れていることに気が付き,愕然❗❗
Σ(゚Д゚)
#ですから,今回は写真が撮れず、画像はネット検索or後での撮影〜
ルートは京北辺りでは有名な酷道の一つR477が中心になります。
場所によりますがルートは舗装林道レベルの道が延々と続きます。
こんな道なので、カーブで対向車が来たら注意しなければなりません。
しかし,日曜日の国道なのに流石に交通量は殆ど無くて〜
R477はそのまま東進して琵琶湖方面に抜けますが、今回は途中から北上の針畑越えルート(おにゅう峠)を超えるルートになります。
R477よりもハードな道が延々と続き北上していきます。
こんな綺麗な道ではありませんでしたが(苦笑)
で、当日は路上に崩れた小石が大量にこぼれていました^^;
遥か下に道が見えます、こんなところ徒歩で山越えしたなんて❗
ちょっと信じられない(^_^;)
道の勾配がキツい所は紀伊半島の大峰山脈越えを思い出します。
紅葉と雲海が有名だそうです。
しかも、おにゅう峠自体は冬季通行止めで解禁されたかどうか微妙な状態
鎖は無かったのですが、冬季通行止めの看板はまだ路肩に置いてありました。^^;
ほとんど 交通量が無いのでしょう〜
杉林の間を抜ける所では、枯れた枝や葉が路面 を覆いアスファルトが見えないレベル^^;
で、そこらを越えて峠越えになると、
路上に落石や小石が非常に広い範囲に残って居ました。
これが延々と何キロも続きペースが全く上がりません〜
どうも小さく砕ける岩石質の土壌のようで、それらが路上に広がっていました。
一番びっくりしたのは、おにゅう峠では日陰に雪が大量に残っていた❗
標高700m 程度の筈ですが、冬の間に大量に雪が降るようです。
その後,段々と降りてきて漸くまともな道になりました(笑)
このルートは以前に行った鵜ノ瀬を通ります。
東大寺のお水取りの水を送るポイントですね。
ここの小さな資料館でパンフレットを再び入手!
この位置関係の図が興味深いんです。
古代の陰陽道(占星術)に基づいて場所が決定されているようです。
その後はR27を使い東進⇒北上していきました。
で、目的地の手前で1カ所寄り道
佐久間記念交流会館
基本は無料で協力金は任意で100円
(京都のお寺も見習って欲しい)
戦中派の父親から少し聞いていた、修身?の教科書に載っていた話しで、
国産初の潜水艦の試験航行中、事故で水没して亡くなった方です。
有名になったのは、全員がハッチに殺到することなく自分の持ち場で亡くなっていた事
(この事故の少し前に イタリアで同様の事故が在り、その時はハッチに人が群がっていた)
佐久間艦長のポケットから遺書のメモが見つかり、その文章の素晴らしさ故に有名になりました。
ビックリする程小さな潜水艦
ちなみに製造は川崎造船^^;
カワサキか❗
私は街宣車で世間に迷惑をかけて,強請りタカリで生きている【自称】愛国者の右翼等大嫌いなんですけど〜
そうした次元とは全く関係が無く、
佐久間館長の人柄を中心とした、バランスのとれた資料館になっていました。
神社の神主の一族だそうですが、経済的には貧しく中学校まで片道3時間ほど歩いて行ったようです。
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
海軍兵学校出の極めて優秀な、真面目で一途な若い人が多数亡くなったのは悲劇です。
この会館は軍隊や自衛隊のお金で出来たのでは無く、
地元の有志の人たちで建てた様子
館長さん?とお話ししたら、話が盛り上がって2時間も居てしまいました〜
(^_^;)
ちなみに来られるのは殆ど自衛隊関係者とか〜
戦前の極端な軍国主義の教育の反動が出てますね^^;
で,予定よりかなり遅れましたが本来の目的地
若狭三方縄文博物館
何やら変なデザインの作りです。
意欲的ですけど、入り口が分かりにくいのは如何なものか(笑)
主な展示物はこの三方五湖で発見された、
縄文時代の丸木舟がベースになっているようです。
結構,立派な施設で色々と勉強になりました。
すでに漆を使っていた事を知りませんでした。
そして,色々な装飾品って、こんな時代から身につけてたんですね。
しかし、時代的に石で木を加工とか〜
堪らんなぁ~
┐(´д`)┌ヤレヤレ
1時間半程いました。
午後の1時半位になりましたが、食事の事を何も考えておらず、有名店は何処も一杯!
結果、すぐ隣の道の駅三方五湖で、
ちらし寿司とアンパン 1個を買って三方五湖を眺めながら食べました。
時間を見たら、もう午後の2時
道の駅を出てこれから帰宅します。
そのまま R162を西に進み、小浜に出て周山街道道で帰るコース
長くなったので、これで一度終わります。