パフリングの溝掘りです。
数ある製作過程の中でも特に好きな作業で、闘志が燃えます!
まずはパフリングカッターでアウトラインにそって描きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/84/bd4a88b9f000c2f0509fdcf9fdfc4b7c.jpg)
ナイフでより深く溝に切り込みを入れます。
この時「ポイント」の部分はとっておきの作業として後に残しておきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ee/715bd2c313665211480c37c3d7bd5e43.jpg)
ナイフで切り込みを入れた部分だけ掘り起こします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/7c/77faea86f8b6106a472dd6ca00b611c5.jpg)
実は、「ポイント部分の製作」は私たち職人にとって腕の見せ所なのです。
それぞれの作家の個性や力量が現れる場所で、「楽器の花」なのではないかと私は思います。
特に美しいポイントを作ったのはストラディヴァリその人です。
先人の作風を学び
クラフトマンシップで師から弟子に伝えられ
受け継がれていく楽器の花
美しい花を咲かせるぞ!!