10月末上演を目指す新しい踊りに『緑ノ声、ヲ』”Voice of Green”と名付けた。いや、名付けたというよりは、ようやく辿り着いた、という感じだ。
「緑」というのは草や葉っぱや芽のミドリでもあるが、嬰児と書いて「みどりご」と読むあのミドリでもある。日没寸前の水平線もまた一瞬だけ緑に光る。身体の母型である海水も緑に輝く。
題名はすでに一つの舞台の始まりでもあると思う。どう育つか、どんな幕が開くのだろうか。
動きから作品へ、作品から舞台へ、そして観客の方々の前で全て「おどり」としか呼びようのない現象に結びついていけたら、観手ひとりひとりの気持ちに着地をすることが出来ればなぁ、と思う。
様々な人が様々な想いを拡げるための素材になりたい。そんなことを、志したい。ソロダンスならではの魅力を探して長い。plan-Bという、かけがえない場との出会いから15年になるが、今回も初めてのような緊張感がある。都内ではもはや少なくなった「呼吸し続けている」場所、そして人ひとりひとりが、ひとりとして居ることができる場所だと感じてきた。
さて今回、いかなる呼吸を息吹くことができるだろうか、いかなる一夜を紡ぎあえるだろうか。
徹底的に集中し、心から、と思う。
よろしくお願いします。
まずは、ご挨拶にて。
新作公演ホームページ=10月29〜30日開催!
「緑」というのは草や葉っぱや芽のミドリでもあるが、嬰児と書いて「みどりご」と読むあのミドリでもある。日没寸前の水平線もまた一瞬だけ緑に光る。身体の母型である海水も緑に輝く。
題名はすでに一つの舞台の始まりでもあると思う。どう育つか、どんな幕が開くのだろうか。
動きから作品へ、作品から舞台へ、そして観客の方々の前で全て「おどり」としか呼びようのない現象に結びついていけたら、観手ひとりひとりの気持ちに着地をすることが出来ればなぁ、と思う。
様々な人が様々な想いを拡げるための素材になりたい。そんなことを、志したい。ソロダンスならではの魅力を探して長い。plan-Bという、かけがえない場との出会いから15年になるが、今回も初めてのような緊張感がある。都内ではもはや少なくなった「呼吸し続けている」場所、そして人ひとりひとりが、ひとりとして居ることができる場所だと感じてきた。
さて今回、いかなる呼吸を息吹くことができるだろうか、いかなる一夜を紡ぎあえるだろうか。
徹底的に集中し、心から、と思う。
よろしくお願いします。
まずは、ご挨拶にて。
新作公演ホームページ=10月29〜30日開催!