極度に沈黙する。
そして、奥の奥まで眼を閉じる。
そして、からだから、
ひたすら、ひとつの、からだから、
なにかを始めなおす。
なにかとは、息をすること、かもしれないし、
なにかとは、まともにかなしむことかもしれないし、
なにかとは、心底から怒ることかもしれないし、
大事な言葉を胸に探すことかもしれないし、
ただただ、つまづきつづけるだけのことかもしれないのだけれど、
少なくとも、いま、わたしは、
おどる、という大昔の忘れものを一生懸命に思い出そうとしているのだと思う。
理知的なことではなく、とても感情的なことをこそ、掘り起こそうとしている。
わずかな時間、されど二度と来ない時間。
極度に、極度に沈黙することから、、、。
そして、奥の奥まで眼を閉じる。
そして、からだから、
ひたすら、ひとつの、からだから、
なにかを始めなおす。
なにかとは、息をすること、かもしれないし、
なにかとは、まともにかなしむことかもしれないし、
なにかとは、心底から怒ることかもしれないし、
大事な言葉を胸に探すことかもしれないし、
ただただ、つまづきつづけるだけのことかもしれないのだけれど、
少なくとも、いま、わたしは、
おどる、という大昔の忘れものを一生懸命に思い出そうとしているのだと思う。
理知的なことではなく、とても感情的なことをこそ、掘り起こそうとしている。
わずかな時間、されど二度と来ない時間。
極度に、極度に沈黙することから、、、。
(Sakurai Ikuya)
文章=上演メモから、写真=本作リハーサルから