平成29年4月、両親の介護を機に20年続けてきたアパレル業を廃業することになりました。
母が平成26年、肝臓に癌が見つかり父親が面倒を見ていたのですが、今度は父親にも肺に癌が見つかり千葉に暮らす両親の介護をするために苦渋の決断をしました。
その後懸命の介護も虚しく平成29年に父親を翌年に母親を立て続けに亡くしました。
その後私はあまりの短い期間に二人を見送る事になった訳ですが思った以上にロスに悩まされ中々立ち上がれませんでした。
その後49日の納骨が過ぎた辺りから少しづつですが何かしなければという気持ちになり前を向くことが出来るようになりました。
私はかねてより食べる事と手料理を人に振る舞う事が好きでした。
中でもお蕎麦が大好きで職人さんへの憧れみたいなものがありました。
そこでいろいろネット等で調べ体験教室にも出向き横浜にある一茶庵手打ち蕎麦教室プロコースに入学しました。
プログラムは約一月プロとして開業に必要な技術はもちろんの事、資金調達や経営に関する事、はたまたマーケティングのような事まで教えてくれます。
先生は昭和の蕎麦聖と呼ばれた片倉康雄氏の孫で英統氏、熱心にご指導いただきました。
30年の12月に無事卒業、好意で道具も破格でわけていただきました。
先生が同級生という偶然も重なり気心もしれ充実した一月を過ごす事が出来ました。
感謝、感謝です。
話はここからやっとスタートですが、記念すべき令和元年にお蕎麦屋さんを開業すべく頑張りたいと思います。
そのわたしの開業までの道のりを綴っていきたいと思います。
私も同じく一茶庵卒業生です。
令和元年5月6日に、かなり小さいですが自分のお店を出しました。
お互い蕎麦職人として頑張っていきましょうね。
今後とも宜しくお願いいたします。
良かったらホームページのぞいてくださいね。
https://aloha-nagian.jimdofree.com/