とうとう来たぞ〜!念願の乳頭温泉の鶴の湯だ。とにかくずーっと予約が入っていて、予約のとれない宿として知られているだけにホント念願という言葉がピッタリなのだ。
だって閲覧可能な1年間おそらくずーっと予約でうまっているはず・・・恐ろしい程の人気度だ。いつかは訪れたかった秘湯宿だけに感極まりそうなんだけど・・・。
ここ鶴の湯は乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持ち、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉で、今なお警護の武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」がいまだに残っていて、実際宿泊できるのだ。当時のままだよ〜すごいよねぇ〜。
本当はその陣屋に宿泊したかったのだが、毎日チェックしたが結局キャンセルはでず、1番新しい新本陣にお世話になることに。長屋風の本陣はたった5部屋だったかな?かなりハードル高いんだよ。仕方ない。
新本陣は新棟とは言え結構年季入っている?でも本陣&新本陣&東本陣以外はトイレなしだから、流石に共同トイレではかみさんのOKが出ないからね。更に久しぶりのTVなし。たまには静かでいいのでは?
早速、温泉だ。4つの源泉を持っている鶴の湯自慢の風呂を堪能しようじゃないかっ。順調には来たものの途中我慢できずに冷麺を食してしまったため、予定より1時間近く遅れ17時ちょっと前にチェックイン。あぁ〜陽が沈んちゃったよ〜。明るいうちに露天風呂入りたかったのになぁ〜・・・残念。
まずは宿を1度出て橋を渡った正面の内湯2つからだ。男湯は入口1つで中で白湯と黒湯に分かれている。
まずは「美人の湯(別名:冷えの湯)」こと白湯からだ!(含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型))
おぉ〜まるでカルピス?硫黄臭がツーンときてホントいいねぇ〜。まったりとした湯で、肌にジワ〜っと優しく沁みてくる感じがいいのだ。又いい感じに保湿してくれるんじゃないの?いやぁ〜いい湯だ。狭い湯船だがほぼ貸切状態なので問題ない。
続いてはお隣の「ぬぐだまりの湯・子宝の湯」こと黒湯へ!(ナトリウム塩化物・炭酸水素泉)
日によって湯の色が変化するのだそうだ。晴れの日は青っぽく、雨の日は黒っぽくなるとのこと・・・今日は曇り時々雨なので黒っぽいのかな?画像では分かりにくいが、確かに白湯よりは白くなかったかも?鉄分強めで比較的サラッとしていて湯温がやや高め?確かに芯まで温まるかも?
次は混浴露天風呂へ移動して、その内風呂的な「眼っこの湯」こと中の湯へ!(含重曹・食塩硫化水素泉)
扉開ければあの有名な混浴露天風呂だけに、この小さな中の湯に入っている方はほとんど見なかったけど、折角だもん、入ってあげないとね。これら全て微妙に泉質違うからホント楽しいものだ。では、いよいよメイン風呂といこう!
そしてこれが日本一有名と言ってもいいかも?鶴の湯の混浴露天風呂だ。源泉は白湯。とにかくこの湯に入りたかったのだ。いやぁ〜ちょっと感動。
硫黄の香りもやや強めなものの適度。纏わりつくようなまろやかな湯はホント最高!何せ全国の温泉の1%程度と言われる貴重な自噴泉だからね。また運良く貸切状態。まさに名湯独り占めって感じで最高!この後、かみさんも合流し、しばし名湯を嗜む。ちなみに混浴だけど浸かってしまえば真っ白で全く見えないので女性でも安心だ。
あぁ〜混浴露天風呂を思いっきり満喫させてもらったが、やっぱり髪と身体を洗いたい・・・っとなると館内の2箇所にあるシャワー完備の内湯へ。っということで新陣屋棟の貸切風呂へ。
鶴の湯に貸切風呂あるって知らなかったけど、ちゃんと2つあるのだ。「使用中 or 空」の板をひっかり返して使うだけ。早速、晩飯の前にスッキリしちゃおう!
狭い内湯だが木の雰囲気がたまらない。ちなみにここの源泉は黒湯!鉄分強めの苦塩っぱい湯で比較的サラッとしている。しかし、今日も満員御礼なのにここまでお風呂では数人しかあっていないようで、ほとんど貸切状態でホント贅沢だ。
さて、日本一の秘境の宿の晩飯やいかに?楽しみだ〜!
← 北東北旅行④ 岩手三大麺の1つ「焼肉・冷麺ヤマト」の冷麺!
北東北旅行⑥ 鶴の湯の山の幸と山の芋鍋定食堪能! →