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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「あるキング」伊坂幸太郎

伊坂作品の中では好き嫌いがわかれるのでは?
まずは、野球ファン少なくとも野球に全く興味がない、知らないという方には薦められない。「巨人の星」と「マクベス」を足して2で割ったような話だ。野球の王となるべく男の伝記なのだが、先記した通り前半が巨人の星なみの野球の天才児の成長、後半がマクベスのような王の悲劇、苦悩、悲哀のストーリーとなる。
読み初めた時には、単純なサクセスストーリーで野球の王となる男の栄光物語なのかと思ったが、進むにつれてえらく暗くなってくる。王の悲劇という言葉が1番マッチするかも?どちらかというと「魔王」のような雰囲気。そういう意味ではちょっと予想外・・・そして最後には輪廻天生でしめくくる。
思いっきり野球ファンの自分には、もう少しハッピーエンド的というか?王として華やかに君臨するモロにサクセスストーリーっというものでも良かったのかなぁ~?っと少し思ってしまうが、まぁ~それじゃあまりにも捻りがないのでイマイチなのかな?
天才の悲劇・・・どうですか?

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