うどん百名店にも名を連ねるここ錦の代名詞となっているのが「特製カレーうどん」だ!ほぼ全員とまでは言わないが、ほとんどの方が注文する名物だ。
名古屋めしの1つ名古屋カレーうどんを食べたことあります?実は独特なのだ。一般的なカレーうどんは、鰹節など、うどん全般に使用される和風だしのつゆをベースに、カレー粉を溶き、片栗粉でとろみをつけるものが多い。
名古屋の場合、スープはラーメンスープなどに使われる鶏ガラスープをベースに、インドカレー並に何種類ものスパイスを各店独自にブレンドし辛み・香りを出した上でカレールを作り、さらに魚介類系の和風だしを加えて仕上げる。
とにかく1番の違いは、全国版のカレーうどんと異なり、片栗粉ではなく小麦粉で作り出す独特のとろみだ。このとろみと極太うどんが名古屋カレーうどんだ。
作り置きをしないというここ錦は、注文受けるや何やらわからないがカレー粉だと思うけど?カシャカシャととにかくかき混ぜる音がズーっと聞こえてくる。そのおかげなのだろうか?すご〜く優しくクリーミーでめちゃ美味い!辛くなくすごくマイルドだ。
大きめのカットの厚揚げもバッチリ。そして、何より極太うどんのコシがすごくて特筆ものだ。カレーのとろみでうどん自身のコシや喉越しを忘れがちなカレーうどんだが、ここは申し分なく美味い。基本的に美味いうどんなんだよね。確かにこのクリーミーなカレーうどん人気になるのもよくわかる。
なるほど、流石2017〜2020年連続でうどん百名店獲得の実力だ。寒い日には至極の1杯となる。カウンターのみの小さな店舗だが、回転早いのでランチ時に待ちの列ができてることは少ないのでは?っというよりは飲んだ後の〆の時間帯の方が混雑している印象だ。
唯一の難点は、コロナ禍で仕方ないのだが、狭いカウンターなのでアクリル板の間隔ががホント近い上に、2人置きにしかないこと。う〜ん、これっ結構な密じゃない?もちろん愛スタ認定店だけど・・・ちょっと気になった。
名古屋カレーうどんを知る上で、ぜひ食べておきたい1杯だ。ちなみにライスは昼のみ。うどん大盛りも可能なようだ。あぁ〜ご馳走様でした。
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