それも駅の屋上が展望台になっているらしい。これは見とかなくてはダメでしょう。だって仁徳天皇陵っと言ったら、エジプトのクフ王のピラミッド、中国の秦の始皇帝陵と並ぶ世界3大墳墓の1つだからね。世界レベルだよ。
早速、階段上がって、いざっ展望台へ。えっ正面の丘見たいのが天皇陵?なるほど、デカすぎるんだ。右上のオレンジの場所が展望台。黄色の網掛けエリアが見えているだけなんだ。そして周りには16の陪塚が古墳群を形成している。だから手前の小山のようなものも全部古墳なのだ。想像していたよりもスケールが全然大きい。
全長486mで甲子園球場が12個入る大きさなんだそうだ(関西は東京ドームじゃなくて甲子園なんだね)。まさに世界最大。丁度JRで一駅分の長さなのでお隣の百舌鳥駅が最寄りとのこと。ならばちょっと行ってみよう。駅からは徒歩5分ちょっとくらいで、「仁徳天皇陵古墳拝所」に到着。もちろん、宮内庁の管理下なので入ることはできないが、前に立つだけで尊厳さを感じることができる。
丁度この拝所は南側の前の方墳側の正面前に作られている。円墳の方が後ろ側だからね。↓見てもらうとわかりやすいのでお借りしちゃった。そして、堀が3重になっているが、全体像みると1番外側の細〜い堀が↑の堀。普通のちゃんとしたお城の堀のレベルだけに、こう見てもいかに大きいかがわかる。5世紀頃(西暦400年頃)に1日2000人動員され完成まで15年以上かかったと言われているそうだ。
ちなみにクフ王のピラミッドが紀元前2560年頃、始皇帝陵が紀元前200年頃の完成。どれも恐ろしいほど昔の話で、よく無事に残っていたよねぇ〜。
また、周囲には陪塚がいっぱい。駅前すぐにも小さいけどこれも立派な古墳で収塚古墳だ。仁徳天皇陵は教科書に必ず出てくるので知っていたけど、実はまわりにすごい数の陪塚があるのももそうだけど、国内3番目の大きさの履中天皇陵、7番めのニサンザイ古墳などの大きな古墳も点在していたなんて知ってた?仁徳天皇陵だけがでーん!っとあるだけかと思っていた。されに恥ずかしいが奈良にあると思ってたよ。それに昔から百舌鳥・古市古墳群なんて言われてたっけ?
だからこそ実際に訪れて知ることが大事だよね。残念ながら仕事の途中なので時間が全くないが、こんなことなら1日のんびり歩いて古墳巡りしたかったものだ。しかし、2019年だっけ?世界遺産に登録されたの?でもあまり盛り上がらなかったような?確かに外から眺めるだけだからなぁ〜。仕方ないか。