清須からあげまぶしは、名古屋メシの代表格・ひつまぶしの鰻ではなく鶏唐揚げ版で、一瞬ピンとこないかもしれないが、これが意外と美味いのだ。
過去、清須からあげまぶしは信長食堂、八百㐂、カフェ&レストラン田園と属してきたので今回が4店目になる。
そして今宵の店が清洲城近くの「まつ寿司」だ。寿司屋なのに鶏唐揚げ?更にひつまぶし?っと少々疑って訪れたが、なんの結構ご当地推し頑張っているようだ。
「マスカン印の赤だし味噌だれと店主特製の旨だれで味付けした2種類のからあげで楽しむ、紅白味合戦!パセリの爽やかな香りが広がる、オリジナルタルタルソースを加勢すると、さっぱりとした味わいに変化します。」とのこと。
真ん中にレタスを草地とし、両軍合間見れる戦場をイメージした「戦まぶし」と命名されているようだ。
まずは生ビールだ。いきなり唐揚げまぶしというのも忙しない、お通しもないようなので、早めのアテは?っと尋ねると刺盛り等ではなくゲソの味噌和えとのことなので決定。まぁ〜最初の1品には申し分ないかもね。安心のアテだ。
まずは、生ビールお代わりだ。ふぅ〜ビール最高!もう1品頂くとしよう。お次のススメは鶏ハツ焼きだ。う〜ん、どう考えても寿司屋のアテっぽくないが・・・?
ところがこの鶏ハツめちゃ美味いのだ。七味かけてね。コリコリ感と濃厚ジューシーな旨みがたまらない。かみさんと分け合って食ったが、かみさんも美味しい!っと思いっきり合格点だ。
よしっ、ここで待ってましたメインの「戦まぶし」こと清須とりからまぶしの出番だ。
ご存じ名古屋メシの「ひつまぶし」の鰻→鶏唐揚げに代わった版なので3段階の食べ方はご存じの通り・・・ところが、今回2番目が「薬味をかけて」が一般的だが、ここは「タルタルソースつけて」だって?えぇ〜タルタル?
蓋を開けると、ぷ〜んと鶏唐揚げの香りが・・・っと思ったら他店と違う・・・ここは思いっきり濃厚味噌の香り?あれっ思いっきり味噌カツ系の香りだけど?いやっホント味噌だ。
そうだここの鶏唐揚げは紅白2タイプあるんだよね。紅白味合戦っていうもんね。片方、おそらく赤という方が濃厚味噌味なのだろう。
まずはそのまま頂く。↑上がと店主特製の旨だれで、下がマスカン印の赤だし味噌だれ味付けもの。なるほど茶色同士だが紅白味合戦っと言えなくもないか?普通の唐揚げよりお出汁が効いているかな?悪くないけど、更に赤出汁味噌は思いっきり味噌!
東海エリアの方であればご存じ「つけてみそかけてみそ」に近い。いやぁ〜味濃いぞぉ〜!
2杯目は初めてとなる特製タルタルソースをつけてだ。だが、いちいち付けるの面倒なのでのっけちゃおう。うん、全然普通に美味いじゃん。心配していた赤出汁味噌鶏唐もタルタルと合うんだよ。
3杯目はもちろんお出汁をかけてお茶漬け風だ。心配なのはこれだよね。普通に鶏唐に出汁かけるのは過去3店で美味しいこと経験している。但し、今回はドロドロの赤出汁味噌ダレだもん。茶漬け風に合うのか?
ところが、意外と心配ご無用?味噌ってのはまさに万能?やや甘たるさはあるものの、全然美味いもんね。
鶏唐の数も余裕あり、嬉しいことに4杯目も大丈夫そうだ。最後もやっぱり茶漬け風しかないだろう。但し、残念なのが刻み海苔やネギがないこと。ビジュアル的にも味的にも少々寂しい?薬味に関しては是非検討して頂きたいものだ。
最後の1滴までお出汁は残さずしっかり頂こう!うん、美味かったね〜。
嬉しいことにデザート付きだ。抹茶の和菓子だが、このプリプリなのってゼリーじゃないな、抹茶わらび餅が正解かな?ほんの少しでもデザートあると口直しにもなるしいいねっ!
いやぁ〜完食。生ビール2杯頂いた後に、このボリュームはぴったりだ。繰り返すが、清須とりからまぶしって4店目だが、個性はここがダントツかも?但し、1杯目は上記してある他店からの方がおすすめかな?鶏唐というより味噌のインパクトがかなり強めだからね。2杯目以降の刺激には結構いいのかも?
しかし、かなり渋めのご当地グルメであることには変わりない。大ヒットといくかは微妙?清須といえば信長だ。もっと信長に関連したものの方がいいと思うけど?
帰宅したらワンコたちの散歩と風呂済ませ、1人飲み直しだ。う〜ん、雪のまんねん美味い!ガッツリと芋臭さがいいんだよ。う〜ん、これぞ芋だね。
#愛知グルメ
#ご当地グルメ