どうせ来たのであれば、折角だもん。ご当地グルメを頂こうじゃないかっ!小松が誇るご当地グルメと言えば”小松うどん”だ!耳にされたことない方も多いかもしれないが、江戸時代に加賀藩お墨付きの名物とされていただけに歴史が違う。
ちなみに小松うどん定義八か条とは
一、小松市内で製造された麺であるべし
一、手打ち、手打ち風のものであるべし
一、加水量は、小麦粉重量に対して35%w.w以上52%w.w未満を基準とするべし
一、食塩水濃度10%を基準とするべし
一、白山水系の水で仕込むべし
一、出汁は、うるめ・むろあじ・さば節等を主に用い、昆布はふんだんに使いひくべし
一、具材は“じのもん”を出来る限り使うべし
一、こまつの発展を願い、茹で上げるべし
っと言うことで市内の人気店の1つ「小松 お多福」へ。通し営業なので出張族には有難い店だ。しかし、折角ランチセットがあるのにどれも肝心のうどんはミニってなんで?
おそらく小松うどんって地元の方にはスルーされている?もっと地元で盛り上がらないと県外へPRは難しいよ。でも、どうせだもん、やっぱり小松うどんが食べたいじゃないかっ!
悩んだ結果、ちょっと地味目だが牛すじうどんに小ライスに決定だ!待つこと10分弱で待ってました着丼。おぉ〜これだこれっ。温まりそうだし美味そうじゃないかぁ〜。
小松うどんは「めん熟」「つるっと」に続く3軒目。早速頂こう!
やや細めで讃岐うどんとは違い加水多めのもちもち系でとにかく喉ごしがいいのだ。出汁はどちらかと言えば優しい甘めの関西風で、何よりどっさりと盛られたおろし生姜のアクセントが素晴らしい!
太くてコシ強く歯応えあるうどんが好きな自分だが、このもちもちツルツル感は負けていない。なんと言ってもしつこいようだが生姜だね。これあるとないとでは評価が全く違ってきちゃうかも?それくらい美味い!
期待した牛すじが小さく量も少ないのに少しがっかり?このサイズであればもう倍欲しいよなぁ〜。コリコリぷりぷりで美味いだけに惜しいなぁ〜。
その分、出汁の効いたスープは極旨!短期間ではあったが大阪に住み関西風うどんの美味さを知ったこともあり、今や東西どちらも好きだからね。何よりおろしうどんの旨さも加わったような味わいでホントさっぱりすっきりと美味いんだなぁ〜。
しかし、福井県と小松市は近いのに、蕎麦文化とうどん文化で完全に分かれているのが面白いよね。正直蕎麦好きの自分だが、たまのうどんも悪くないね。
小ライスが想像以上にボリューミーだったおかげで満腹だ。丼も見た目以上に大きくて出汁完飲するとホントいい具合なのだ。やっぱりご当地グルメって美味いものだ。ご馳走様でした。来週も小松入りの予定なので次は何食おうかな?楽しみだ。
#石川グルメ
#石川ご当地グルメ