まずは、看板メニューとも言える「ころうどん並」を注文!何せ「ころ」発祥の店と言われているんだからね。おぉ〜シンプル・・・天麩羅などの用意は全くない。典型的なうどん麺のみ勝負の店だ。ところが、ひと口して驚いた。とにかく美味い!
ひと噛み目は一瞬柔過ぎ?溶けちゃう感じ?まるで伊勢うどんっと思わせるのだが、これが噛み進めると良好なもちもち感へと変わっていく・・・そして芯もしっかりとしていてシコシコ感もちゃんとあるのだ。このエリアの出汁は濃いケース多いが、甘辛過ぎず実にバランスいい。
そして、ここ信濃屋の売りは皆さんころ以外にもう1杯食っていくことだ。自分もならって定番の「支那そば並」を最初に注文済み。うどん百名店の大将がうつ中華麺・・・注目だ。ころうどん食べ終えるのに合わせたように支那そばが出てくる。じゃ〜ん、初対面。これまたまさしくシンプル!う〜ん、こんな殺風景なほどシンプルなラーメン、いやっ中華そば初めてだ。
ところが、おいおいこの中華麺、全然違う!!ズバリ驚き!この平麺ただもんじゃない。一般的な中華麺と全然違う。平麺のバリカタって感じ?しっかりと噛まないといけないような硬さなんだけど、噛む度に小麦の美味いが伝わってくる。中華麺とうどんの中間?かた麺好きであればたまらんはずだ。いやぁ〜感動レベルだ。感服致しました。
でも、かた麺嫌いな方にとっては喉越しない・・・っと評価は全く逆になっちゃうかも?
麺好きであれば、ここのころうどんと支那そばはぜひ賞味すべき逸品だ。店構えも店内も歴史を相当感じる趣で、昔ながらの手打ち感たっぷり。その分、タイミング悪いとうどん茹でるのにかなり待つことも多いらしい。更に、営業は木、金、土の11:30〜15:00頃までの営業というのもハードルがやや高い。
でも、店主はじめスタッフの対応は金メダルレベル。店主さんなんか「お待たせして申し訳ないです」「味は濃くないですか」「狭くてすみません」等々何度頭下げてるんだ?店出る際も深々と頭下げらえると誰も悪い気はしない。流石、これが小さな店でも老舗たる所以なんだろうね。
自分的にはころうどん&支那そばともに高評価でした。満足!また行こうっと。
ちなみにメニューにはあと温かいかけうどんもあるので、次回は食したいものだ。但し、ちょっと割高?コスパは悪い・・・ころうどん並660円、支那そば並880円。
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