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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「犬がいた季節」 伊吹 有喜!

いやぁ〜今年の本屋大賞は決まりじゃない?
って、伊吹 有喜さんの「犬がいた季節」を読み終えた最初の印象だ。淡々と進む伊吹風はそのままなのだが、なんだろうすごく懐かしさが込み上げてくる。伊吹さんの地元三重県四日市の話ということもあるが(愛知県民にとってはすぐお隣の感覚)、伊吹さん自身がほぼ同世代なので、登園描かれた時代もまさに我々世代ど真ん中。身近な時代を一緒に遡ったような感じだ。
さらに、高校に紛れ込んだ捨て犬が何世代にもわたり生徒たちを見守り、そして見送っていく・・・うん、いい助演役を務めていていいっ。
もちろん、小説なのでリアリティ感はやや薄いが、青春ものはこれも有りだろう。なんてことない作品なのだが、なんだろう読後感が実にいい。こんなの久しぶりだ。青春っていいよなぁ〜。あぁ〜懐かしい。ぜひ、手にとり、まったりとして欲しいものだ。

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