葬儀後は1度かみさんピックアップし久しぶりに来名した妹とランチへ。妹のリクエストは名古屋の鰻の名店「うな富士」だ。
どうやら東京のTVでうな富士の”青うなぎ”が紹介されていて、絶対に食べた〜い!ということになったのだ。っとくれば兄貴としては期待に応えようじゃないかっ。
うな富士は「白壁、天白、名古屋駅」にも店をかまえるが(ちなみに有楽町にもね)、どうせならばっやっぱり行列必須と言われる鶴舞の「炭焼 うな富士 本店」へ行こうじゃないかっ。
店先にも青うなぎの説明がバッチリされている。うな富士の鰻は全て青うなぎと言われているが、その中でもサイズによって価格が全然違っており、パネルの実物大サイズは丸特サイズと言われる。うわぁ〜デカい!まさに圧巻サイズ!すげぇ〜。
限定の丸特サイズ、他にも特上サイズなど俗に言う裏メニューとして特大サイズの青うなぎが提供されているとのこと(ひつまぶしには特上メニューにあるけどね)。ちなみに丸特サイズは1尾分が大きすぎて鰻丼に収まりきらず残りは別皿で長焼として出てくるとのこと。
話戻して、店へはややで遅れ気味の11時45分に着いたが丁度1巡目が出てくる頃らしく、たった5組待ち。超ラッキー!
もう〜待つこと前提で店前にはテントが常時設営されており、椅子も用意されているので有難い。
週末はこのテントでは当然収まりきれずお隣の店前の駐車場にも臨時的に席が用意され大行列となることだが、店側ができうる可能な限りの対策&サービスはされているようで、名店の奢りなくすごく好感持てる老舗店と言える。
実は本店訪れるのは初めて。先の土用の丑の日には名駅店でひつまぶしを食したが、その際ここのシンボルとも言われる肝が完売で食えなかった苦い記憶がある・・・だからこそっ今日は迷わず「肝入りうなぎ丼」と決まっている。肝、肝食えなかった肝だ。
テントで待っている間に事前注文すませるのだが、「あれっ肝入りまだあるかな?確認してきますね」とのコメント・・・おいおいそりゃ〜ないだろう?完売必須とは言え、まだ昼前だぜぇ〜。
ドキドキしながら待つと、「すみません残り2つです」との回答。えっ俺、かみさん、妹の3人だけど・・・結局、自分と妹に決定!
その分、辞退してくれたかみさんには交換条件として「上うなぎ丼」に決定だ。
上と言うだけに鰻1.5倍くらいかな?だが、蓋開けてびっくり!鰻すごい量じゃん?盛り上がっているよ〜。画像では伝わらないだろうが、これ圧巻だ。更に飯の中にも鰻入っている2段式だもんね。かみさんも一気に超ご機嫌モード!
いやぁ〜鰻って蓋開ける時のドキドキワクワク感、開けた後の香り、ホントたまらないね。最高だ!そしてこちらが自分のもう名物と言っていいのだろう「肝入りうなぎ丼」だ。
うぉ〜頂点に鎮座するその肝のデカいこと!肝というよりジャンボマッシュルーム級のサイズじゃない?こんなデカくていい形の肝見たことないかも?このサイズだもん、ノーマル青うなぎは他店の鰻の1.3倍サイズと聞くが、確かに相当大きそうだ。
ここうな富士は典型的な関西風。関西風と言えば腹切りで、だからこそ綺麗に肝を取り出せるのだそうだ。
早速、とうとう出会えたうな富士の肝を頂こう!う〜ん、この濃厚な苦甘い味わい最高だ。外は焼き上がってシャキっそして中はプリとろ・・・濃い味のうなダレに負けない濃厚さに敬服だ。美味ぇ〜!!
続いては、鰻といこう。繰り返すが関西風のため蒸されていないので、ふわふわ感は劣るが、カリッと焼き上がった香ばしさが売りだ。
関東人の自分もずーっと関東風推しだったのだが、ここ数年は完全に関西風に慣れてしまい、逆にこのカリッと感がないと寂しくなってきてしまった?繰り返すが味もこちらでないと香ばしさが物足りないような?
ちょっと画像ではわかりにくいが、飯の中に隠れていた鰻が2切れほど登場。おぉ〜ちょっととは言え2段式だったんだね?これは量でない、中からいきなり増えるというギミックが嬉しいのだ。
ちなみに↑下が妹の同じく肝入りうなぎ丼だが、なんだかこっちの方が美味そうじゃない?ちなみに妹が見たTVでは”富士山鰻丼”っと紹介されていたようだが、確かに富士山っぽい?
ここで1つ皆さんは何故名古屋なのにひつまぶしじゃないの?っと思われているかもしれないが、やはりここうな富士は鰻丼なのだ。だって、名物の肝焼きはひつまぶしでは最初の1〜2杯でささっと食うことになるが、それでは勿体無いんじゃない?更にお出汁かけちゃったらもっと勿体無い。
名古屋では鰻は全部ひつまぶしってのは大間違いだ。
いやぁ〜美味かった。流石名古屋一と言われているのも納得。主人曰く、素材となる鰻自身が最重要というだけに青うなぎがすごいのか?超高温での地焼き?門外不出の秘伝タレのおかげなのか?とにかく3人が納得するほど格別に美味かった。
繰り返すがやっぱりここの鰻丼は素晴らしい〜!
流石、ミシュラン ビブグルマン&うなぎ百名店獲得は当たり前、The Tabelog Award Bronze4年連続受賞という肩書きは半端ない。
特に都内から来名した妹は過去イチと絶賛していたほどだからね。よほど気に入ったのだろう。あの蓬莱軒でもこんなに興奮していなかったからね。
まぁ〜喜んでもらえて何よりだ。鰻は美味いが、兄として奢らないといけないこともあり出費が痛いのだけが難だよなぁ〜。ご馳走様でした。しばし金欠のため自粛しないといけないかな?
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