ひな菊の丘から

東京の休日1日目(ランチまで)

銀座のロッキートップで千日前BGABがライブをするという。千日前は別にいつでも聴けるけど、彼らを聴きに来てくださる関東のお友だちと会えるのは嬉しいし、夏にやり残した思いもちょっとあったので、便乗して出かけることにした。
相方が用意した新幹線は、宿付きプランで安いのを探した結果、7時前に新大阪を出る。でもまあ、のぞみだからいいや。


在庫のパンでサンドイッチを作ったのは前夜、それ持って乗車。


寒いかも、と思ったが案外暖かそうだしいい天気、富士山も期待できる。
よしよし、いい感じ。ラジオを聴きながらスマホも構える。


10月に静岡に行った時は隠れちゃってたので、すっごく嬉しい。



この日の夕方までは私に任せる、と言われたのでプランを再確認。あれ?行こうと思っていた日本民藝館、展示転換のため休館、となってる。土曜日だから大丈夫、と思ってそこまで確認しなかったよ、こりゃたいへん!でも、困ったときの上野公園、前回は西洋美術館しか行けなかったから、今回は国博にしようっと。

東京駅から山手線で上野へ。公園口のロッカーにはギターは入らんな。で、歩き出す。


ギターを背負ったおっちゃんが写りこんだ。


国立博物館までは少し歩くので、とてくてく歩きだすと、ポスターが目についた。『和食』これ面白そうね、と急遽予定変更して科学博物館にGo!特別展なのでシニア割引はなく、2,000円もした、でもまあいいか、と入るとすぐ茸の展示。
コウタケ、父が好きだった茸とは形が違う気がするが。



有名なやつや、でも致死性はないんや。


こっちか~、しかもレプリカじゃない。怖~


和食はまだ出てこない。食材としてあれこれ。山菜のコーナーもあり



こんな大根あったんや。実はこの展示では意識的に島根、山口にシフトしてみていた。


次は魚、デカい模型は実物大




鮪の仲間を並べて展示してある、クロマグロでかい。



マンボウかわいい。下に見えるのはタカアシガニか?


貝シリーズ。寿司に使われるあれこれ



こちらも寿司ネタ


改装についての説明文、やはりよその国ではあまり食べないのだな。


これこれ、中海の海苔、正月の雑煮に欠かせないやつ



昆布の種類も並べてみると一目瞭然。



全部レプリカだけど、日本の発酵食品が並んでる。


これ、島根の田舎の正月に出てくる赤貝に似てるけど違うものみたい。



そろそろ和食シリーズが出てきた。卑弥呼、こんな贅沢な食事してたんや。





平安時代の食事




おっと!そりゃそうやろな、庶民はこんなもん。



長屋王の食卓




ま、これは饗応の膳なのでそれなりに思えば納得だけど、織田信長の頃。




ひとつずつ見ていくとやっぱりすごい







うっ、これは何やったっけ?とりあえず撮った感。


屋台の寿司屋の中で相方



天ぷら屋の中の私


時代は下がり、大正時代


料理雑誌『料理の友』に載っていた中華料理、いや支那料理。


八宝菜とは違うのか?あまいつゆ


これは海老団子、同じやね。


酢豚にはパイナップルは入ってないとみえる。


昔の蒲焼はガマの穂によく似た形、丸のまま調理されてたようだ。


おかずの番付表


豆腐料理、右からうずめ飯、鶏卵様、田楽、こおり豆腐、豆腐百珍の中から


これは卵の料理


きらずめし、きらずはおからのこと



次は琉球の料理


東道盆に盛り付けられた琉球料理


これらは北海道の料理たち。


ペリー提督が来たときにもてなした膳





左側半分


右側半分


お重



天皇の午餐会、とっても洋風だ。





そのメニューカード





和食?和食か。




茶碗蒸し、すき焼き


サザエさん家の波平さん(推定年齢54歳)のある日の夕食


巻きずしは運動会の日のスペシャルか?


とんかつは確実に和食、インスタントラーメンも。


カレーもコロッケも和食である。


出雲が小豆汁文化圏に入ってるがこれは誤りと思われる。丸餅澄まし汁で具なし、生海苔を清酒で溶いたものと鰹節が乗ってるのが、両親の実家の雑煮だった。




津和野でこの秋食べたな。



これも知ってる。



最後に、これからの和食とは


アンケート結果らしいのだが、瓦そばは県全域ではなくて川棚温泉の名物なんだけどなあ。


島根は高菜かよ、なんか違う気がする。


これも。水なすは泉州の地野菜


外に出たらクジラが居た。


さ~て、ランチだ。


東京下町のガイドをいつもお願いしちゃってる秋葉原のヌシに、上野界隈で美味しいランチの店教えて、とまたもや教えを乞う。駅の反対側にリーズナブルな中華がある、と聞きそちらへ向かう。



ほほう、これはパンダ橋というのか。


四川料理が名物の晴々飯店



狭いのかと思ったら、二階があった。ギター持ってたので端っこで良かった。


メニュー


歌うわけじゃないから、麻婆豆腐でもよかったんだけど、気になったので豚角煮焼飯定食と言うのを頼んだ。相方は歌うのに麻婆だった。ランチだけどビール。



窓際にこんなものが置いてあった。



角煮炒飯、サラダ、スープ、デザート、漬物の定食、左にあるのは単品の水餃子。



相方のはプレミアム麻婆豆腐定食、辛さは選べるんじゃなかったかな。


周りを見たら、やはり麻婆豆腐はたくさん頼まれていたけど、私の頼んだ炒飯も人気があったようで、ちょっとよっしゃぁ!と思ったのだった。成都炒飯定食もリアル回鍋肉も気になったけどチャンスがあればまた。



TVにも何度も登場しているようだ。店員さんは中国の人だった。そして、有名になったためにこんな問題も起こっている。


そういえば、情けない焼きそばを紹介してもらった、『珍満』も上野駅から徒歩圏内だった、あの店も同名異店ができたりしてるらしい。

お腹がくちくなったところで場所移動。パンダ橋の方は広くて快適な通り抜けだったが、逆側は狭くて自転車も車も通る橋。


先ほどの科学博物館の裏側




さて、これからどこへ行くかと言うと、それはこの次に。
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