フェスが終わって記念撮影をして、
貴ちゃん連れて旭川へ。途中で、ランチをいただこう。またしても相方が探してくれたお店。
地元に愛されているお店のようだった。
ご夫婦ふたりでやっておられるので、片付けがまにあわず、外で少し待っていたが、目の前の美味しそうな写真にもうノックアウト。
お店のかわいい看板
ナポリタンとオムレツとハンバーグ
相方は大人のお子さまランチ、でなぜかカレーを選んでた。
ランチが終わって、今日の宿に向かう貴ちゃんを旭川の駅まで送って行った。こんな標識があった。
後で聞いたところによると、オートハープとスーツケースを持ったまま、私たちが前日行った、川村カ子トアイヌ記念館へ向かったらしい。
私たちは、その記念館で貰った割引券を手に、道立旭川美術館へ向かった。美術館は常盤公園内にあるらしい。
私たちは、その記念館で貰った割引券を手に、道立旭川美術館へ向かった。美術館は常盤公園内にあるらしい。
きれいな青空
常盤公園。ずーーっと向こうにキッチンカーがいくつかあった。
美術館に到着。
年齢的に常設展は無料になるはずだったのが、なんと!身分を証明するものを持っていなかった。生年を口頭で行って入れてもらった。
熊の木彫り職人からはじまって観音像、人物像に至るまでの代表作約90点を集めた、『藤戸竹喜の世界展』
木彫り、って感じの人物像
衣服の布感がすごい。
欄間のようなものかな、
依頼を受け初めて仏像を彫ることになり、関西でたくさんの寺を回って仏像を見た、と書いてあったような気がする。
これはお祖父さんお祖母さんを彫ったのだったかな?ちゃんとメモしてくればよかった。
子熊を捕まえようとしてる人たち
これは何だったかな、すごいな、と思って撮った。というのも、題材についてではなくて、その作品のち密さとか動きとか空気感を感じながら会場を歩いていたので、本当なら誰を彫った、とかどんな意図があって彫った、をちゃんとわかってないといけないのかもしれないが、わかってなくてもすごさは感じるんだ、ということ。
これも身内の方だったと思う。ふだんはアイヌの衣装を着てる人がスリーピースを着て、そのベストの質感とかが見事なのだ。
女性、首飾りは別にしてこれもやっぱり服の袷の部分がリアル。
同じ女性だが、背中にしょってる赤ちゃんも、本人も表情が本物の人間のようにいきいきとして見える。
熊もずっと彫られているのだ。
木の洞の中にいる子熊、かな。
鮭をとらえて家族で食べてる熊、川の表情も出てる。
捕まえられてんね、良かったね。
上の2枚の全体像
これは毛並みがすごくリアル
亡くなる前年だったか、『大回顧展』をやった時に作られた、触ってもいい作品。これは足を触ったらシーソーみたいに動く熊の親子
木登り熊と名付けられた作品
ひたすら、竹喜の作品に圧倒されて、特別展は鑑賞し終わった。ほとんどの作品は1本の木から削り出しているそうだ。じっと木を見ていると中から姿が出てくる、という彼は、木の中から浮かび上がってくるものを周りの木を取り除いて出しているという感覚らしい。この展示は旭川の前はウポポイの国立アイヌ民族博物館で行われていたそうだ。ちょうどいいタイミングでここで見られた、ということか。
第二展示室に入る。『旭美の写実(リアル)』というタイトルがついている。これもそのリアル?
足!
楕円形の入れ物の表にリアルな鳥
座布団も木。これで見るといまひとつだが、現物は布みたいだった。
美術館から宿に行き、裏の駐車場に車を停めて、時間まではちょっと休憩。口コミが最低だったので、恐る恐る行ったが、普通のビジホだった。相方、また夜の店を探したものの、さすがに日曜の夜、休みのところも多く、良さげな店は皆断られた。チェーン店の大バコを押さえて、ちょうど来北中のご近所さんと貴ちゃんと1杯飲む。
有名な外食産業の系列店だった。隣は中国のご家族で、なんか毛ガニ注文してた。私たちは地元の日本酒をちょっと注文。
お通しは焼き物、せっかくコンロが出てるので
ししゃもとかも頼んでみた。
アテ系はたらことタタキ胡瓜
刺身
サラダ
ホッケ
日本酒はたっぷり注いでくれる。
疲れてたのか、私は生絞りレモンサワーにした。
2時間制だったのであまり飲みすぎることもなく退店。富良野線に乗って宿に帰る貴ちゃんを駅まで送って、ほろほろと帰る。月はまだ満ちていないが翌日は中秋の名月らしい。
買い物通り、フードフェアの最中だったが、何もないときはどんな風になってるのかな。
聴いてるのは猫ちゃんだけ。
さて、翌日はライブだ。寝不足にならないようとっととホテルに帰ろ。