9/13 朝4時起きで神戸空港へ向かう。それもこれも少しでも安く行こうという努力、ただ動くのが遅かったからか、あまり安くなかった。ま、それはいいとして。

神戸の街ともしばしお別れ

私の席は翼の上やった。

うれしくて空と地面の写真も。


陸地が見えて来たぞ。スカイマークの航路は割と海上を通るみたいなので、あまりおもしろくない。

無事到着

レンタカー屋の送迎バスを待つ間にものすごい轟音が聞こえる。遠いけど自衛隊機だろうな、すごいな、音。

空港からだいぶ離れたところに、いくつもレンタカー屋がある。

土地は余ってるんやなあ。

ETCカードを入れるところが見つからず苦戦する相方、店で聞いてから乗れよ。まさかのこんなところにあった。

まず一つ目の目的地まで高速に乗る。ナビではSAとなっていたので入ったら、コンビニしかない樽前、しかもPA。全国を旅してまわっている友人、おっちんによると、北海道にはこちらでいうSAっぽいものはほぼないらしい。SNSのネタにしたけど、店内には「セルフコピーはこちらです」というビラがはってあった。誰が高速料金払ってコピーしに来るねん。

この後、SA,PAに入る度メモしておいたのでおいおい発表しようっと。
空は秋の色、この時点ではちょっと雲が多い。空気は爽やか。

行先は、ウポポイ。

予想をはるかに上回る広さだった。

国立っぽいな、と思ったらそうだった。民博とイメージが似ている。広さは違うけど。

この子がマスコット、

入場してウロウロしていたら、係の人に「もうすぐ伝統芸能のステージが始まりますよ、今ならまだ間に合います」と教えてもらった。全然予習しないで来てるので、今考えたら、声をかけてもらってなかったら印象が変わってただろうな、と思う。間にあって良かった。

こんな景色も敷地内。

ウエカリ チセ(体験交流ホール)

ステージは録音、撮影禁止だったのでしっかり自分の眼と耳と心に焼き付けてきた。小学生の団体が来ていたけど、おとなしく鑑賞していた。アイヌの人は本名以外に呼び名(ニックネーム)があるらしい。本名からくるものとか見かけからくるものとかいろいろだとか。

特別展は残念なことに翌日からだった。

いったん外に出て食事をし、博物館に入る。

中にもポスターがあった。夫が好きそうな展示やのに。

博物館内は撮影OKだったので引っかかったものを撮る。私はどうしても手工芸品に目が行く。

さっき見た舞踊で、男の人が頭にこんな飾りをつけていた。

アイヌの文様は独特でほんとにきれい。アップリケで表し、刺繍で飾り付けている。

全くの初心者なので、調べてみようと思っているのだが、家によって文様が違うのか、それとも意味によって異なるのか。詳しい人はいっぱいいると思うが自分で調べようっと。

多分、ボタンホールステッチみたいなものかな。


無地の布が多いのだが、これは真ん中に違う布が入っている。どうも御所車みたいな絵がある気がするのだけど。いや、これ、刺繍か?ちゃんと見てくればよかったよ。

ここでもそうだったけど、後日行ったアイヌ記念館でも、漆器をたくさん見た。

漆はアイヌの文化ではないと思うので、交易の結果手に入れたものだろう。

刀の鞘にも文様が見える。

オオワシ?インパクト大

こんな展示もあった

やっぱり漆器に目が行ってしまうな。

楽器の現物も展示されている。これは6弦のトンコリ、でいいのかな。

博物館の2Fから見た景色


展示を鑑賞したあとは、伝統的なコタンを見るために歩く。園内を走るバスもあるのだが、歩数稼ぎのため歩く。

野外ステージもいくつか。ここでも伝統芸能を見ることができるようだ。

小学生の団体がいたので、ここだけ見学した。

建物は何棟か並んでいた。

内部の様子、天井

鮭がつるされて、炉の煙で燻されている。燻製の匂いがしているのを子どもたちもささやいていた。

赤ちゃんはこんな風にして寝かされていたのだろうか。

これはアップリケではなくて、モラの技法にみられるような、布を重ねて上部を切り抜く方法で作られているようだ。

鮭の皮で作られた靴

スモークサーモン?

学校から来られる、っていいよなあ。

ポロト湖畔では、丸木舟の説明と実演が行われていた。

ポロト湖、

その説明

見ごたえ、歩きごたえのある施設だった。お土産も少し買って、相方はこっそりムックリの練習をしている。
ソフトクリームをいただいてからここを後にした。ソフトクリームは、濃厚牛乳と夕張メロンのミックス。
