ひな菊の丘から

しんしゅんしゃんそんしょー

2012-01-30 22:07:00

11月に京都でやったのと同じ組み合わせで、西宮の壱服庵でライブをやりました。てぃんがーらでのライブの直後に、「またやりたいねえ。」って話になって、すぐこの予定を入れたのですが、実は一緒にやる曲は当日までほったらかしで、Ｆちゃんに撮ってもらったビデオで復習したのみでした。大丈夫やろか・・・。

約束時間より少し早く到着して、ほっこりしてたら、「道に迷った～、電話したのに。」とバヘ登場。「えー？ごめん、携帯気にもしてへんかったわ。」そんな会話をしつつ、二階の楽屋（ここがまた居心地満点なのです。）でコーヒーをいただきながらちょっと合わせたり、上からこっそりお客さまを眺めたり。あ、〇〇さん来はった。あれ?△子ちゃんも、ちょっと挨拶してくるわ、なんてね。

私は、初めて自分の母親をライブに招待しました。元々私がブルーグラスにハマるきっかけを作った人なので、もっと早くに見ておいてもらうべきだったのでしょうが、なんか恥ずかしくて、ね。で、末娘に付き添いを頼んで一緒に来てもらうべし、だったのですが、もうすぐライブ開始時間だというのに、今津線で反対方向に乗ってしまった、と。駅から決してわかりやすい場所ではないので（ばすこたちも迷った）たどり着くか心配で、ライブ前の緊張なんかどっかに飛んじゃいました。なんとかギリギリの時間に到着したのを確認し、歌詞のおさらいもギターのチューニングも発声練習もしないでぶっつけ本番です。（チューニングは相方がやっといてくれたみたい。）

写真は娘が撮ってくれました。なので同じ場所から同じ構図です。

セットリスト
1.Ashokan Farewell
2.In Tall Buildings
3.Geraldine & Ruthie Mae
4.野に咲く花のように
5.Don't YouCall My Name
6.Angels Rejoiced
7.Coat Of Many Colors
8.月の庭
9.Footprints In The Snow
10.人生の扉
11.My Old Kentucky Home

歌詞なしで歌える曲を中心に、でもそうするとこないだからずっと同じ歌ばっかり歌わなきゃならないので、ちょっとだけ歌詞がうろ覚えのも混ぜました。だから、譜面台を今回は使いました。日本語の歌を3曲入れたのは、一つはリクエストがあったからで、もうひとつは以前の録音を聴いて、「できるやん」と思ったからで、もうひとつは久しぶりに歌いたくなったからなのですが、なんと、歌詞はともかくコードをど忘れしてヒドイことになりました。作詞者の前でちょっと悔しい・・・。

バリバリのブルーグラスが少なかったのは、敢えて外したというのもあります。でも、スタンダードの曲が始まると、奥にいらしたお客さまが顔をのぞかせてその曲を聴き終わったら元の場所に戻っておられたのを見て、そうか、コアなブルーグラスファンの方も来られてたんだわ、とちょっと反省。もう少し入れても良かったかな？

ありがたいことに、満員のお客さまでした。25名、あの場所に補助いすも入れてもらってぎゅうぎゅう詰めに入りました。出番が終わって、自分の居場所がないのは分かっていたのですが、どうしても彼らの演奏を目の前で聴きたかったので、ピアノの横に立ってました。相方が紹介をしています。

2人でのライブはこれが二度目、でも色んなシーンで何度も演奏して来てる二人です。お得意の懐かしい昭和歌謡からフレンチポップ（しゃんそんしょーなので）、もちろんオールドタイムも、インディアン、じゃなかったネイティブアメリカンの音楽もありました。

ぎっしりのお客さま。音楽仲間もいますが、ヘジャの高校の同級生も聴きにきてくれたそうです。

こちらの席にはヘジャのご家族。彼女がお母さまを呼ぶ、と聞いたので、私も呼んでみようと思い立ったのです。うちの母もちらっと写ってます。皆に「そっくりやね」と言われました。
自分の知ってる歌もたくさん演奏してくれたので、「一緒に歌ったりしておばあちゃん楽しそうやったで。」と娘が報告してくれました。やっぱり彼らと一緒の時に来てもらって正解でした。