ひな菊の丘から

辻井貴子ライブ@ねいろかふぇ2024.3.3

ひなまつりの日のライブ、1月にファーストソロアルバムを出してから、ねいろかふぇでは初めてのライブだった。かなこさんに話もあったので少し早めに着いたと思っていたら、もう既にたくさんの人が座ってはった。



貴ちゃんはリハも終えてちょっとゆったりしてたかな。


お客さまが次々と入って来られるので、談笑したりして。


カウンターにはまさこさんの赤ワイン、お!今日はコロッケサンドもあるのね。


ファインチューナーの使い方をこそっと教えてもらった。けど私のオートハープには付いてないので意味ないねんけどね。


ライブは『失敗いっぱいもう一回』から始まった。


前回10月のライブの日はちょうどお店のフリマの日だった。
ライブ前に色々お試しして恐らく夏のライブ衣装3セット分くらいは手に入れた貴ちゃんは、ギター、オートハープに加えその大きな紙袋を持って帰路に着いた。ところがちゃんと調べていなくて、最終新幹線に乗るためには梅田→JR大阪経由ではなく、阪急京都線の南方→大阪メトロ西中島南方経由でないと間に合わないことがわかった。ギリ気が付いた彼女は、袋のヒモが破れた紙袋を抱えて駅で通行人の助けを借りて、何とか新幹線に間に合ったそうだ。今回はその失敗を繰り返さないよう早めに出ます、とのことだった。


二曲目はCDに唯一入っているインスト『春のひざしは』この曲は実は歌詞があるのだが、たぶん著作権の関係で入れられなかったのだろう、せめてインストでとなったらしい。その詞は『クレヨン王国の十二か月』という児童文学からひっぱってきて彼女が少し加筆した。
このお話、長女が大好きで母が少しずつ揃えてくれて、今も実家に置いてあると思う。貴ちゃんの読書の幅は広いな。


『上の方から見下ろせば』この曲を歌った後、CDの話になった。これまでのやぎたこのCDはライブ等での手売りがメインだったので、今回初めて見知らぬ人が買ってくれるという体験をした。


この歌が自分を励ましてくれた、というお便りをある女性から貰って本当に嬉しかったそうだ。作り手の気もちとは別のところで別の受け止め方をしてくれる人もいるのだな、という事も認識したそうだ。


そして、ここでのライブはアルバムができてから初めてだが、アルバムに入ってない曲もいっぱいやります、と『生きること』という曲を披露。


できたばかりのこの曲は、新潟で知り合ったある女性の思い出話から生まれたそうだ。あまりにもずっと喋ってばかりいる子どもに、「ちょっと黙ったら?」と言ったら、「そんなことしたら息ができなくて死んじゃう」とその子が答えたのだとか。


アルバムから『記憶』、これは私の大好きな曲。


先日の関東の雪の日、ちょうどライブの予定があり、車で行こうか悩んだ挙句、電車で行く事にして、仕事帰りだったこともありオートハープ1本で向かった。いつもはあれこれ持って行くのに手抜きみたい、って思われたかなあ、でもこれだけで1時間、というのもいいかも、と思ったそうだ。


ここでギターに持ち替え。『つま先立ちしてた頃』


自然食レストランでのライブで、幼児を連れて来ていたお客さまが、自分の子どもがつま先立ちしてた頃を思い出した、と話しかけてこられ、その当時は2センチ高い場所から見て視界が変わるとか、子どもの視点では全く考えられず、テーブルの上のものを落とさないか、とかひっくり返さないか、とかそんな心配ばっかりしていた、と。勤めだしてすぐの若いころの貴ちゃんの視線だからできたのかもしれないなあ。私も多分そっち、お母さん側の感想だ。


次は『いちばんのうた』


昔、聴きに行っていた人とご一緒する機会が多くなり、オリジナルもやってあげるといわれて譜面を出すも、どうもおかしいらしい。少しずつはステップアップしているつもりなのだがうまくいかない。



シンプルにコードだけ、の方がいいのかもしれない。音楽理論上こうはいかないはずだ、と言われたりする。ジャズのクラリネットの人は色々譜面をなぞっていて、最後にカポ2、と書いてあると「なんだキーAじゃん」ってなる、次はちゃんと譜面を残そうと思うのだが、と私なんかにしたらとっても高度な悩みを訴えていた。


次のうたも多分違うよ、って言われるだろうな、と歌い始めたのは『約束』


元歌はThe Water is Wide、著作権のないPublic Domainなので入れられたのだが、これも色んな書類を提出しなければならずたいへんだったそうだ。スコットランド民謡なのかイングランドなのか、とか。デイジーヒルのコード進行も多分違うと思う。


1セット目最後の曲は『ふたり』


休憩時間になった。記念撮影みたいだけど、実はトイレ待ち。


貴ちゃんに椅子が来た。ちょっとゆっくり座っててね。


こでまりがあまりかわいかったので今度はお花メインで撮っておこう。


満席なのでスペシャルシートも発動。


私の二杯目は芋ソーダ割


2ndセットの最初は「いつもすてきなレポートをありがとうございます。」とHappy Birthdayを歌ってもらったO本さん、スペシャルシートからゴキゲン。
二日後がお誕生日のまっちゃんにもお祝いの歌は届けられた。


神奈川は梅が終わりそうらしい。春はもうすぐ、でもまだ寒い。


1曲目は『Keep on the Sunnyside』続いてカーターファミリー繋がりで、京都のクリさんの日本語詞で『虹の向こうに』Sea of Galileeが元歌


向こうの歌に日本語の歌詞を付けるのは結構歌われていて色々あるが、高田渡もそれが得意だった。次の歌はその高田渡が作曲した『ブラザー軒』、作詞は菅原克己、ハンバートハンバートも歌ってる。


次のうたは『日曜日』、新曲と見えて、途中歌詞が出て来なくて暫く詰まった。この曲だけでなく、今回は珍しくそんなシーンが時々あったのだが、やぎたこでやっていた時とライブのスタイルが少し変わっている気がする。ご本人も言ってた、やぎたこの時はセットリストもキッチリ決まっていたが、私はその時の客席の雰囲気とかお客さまの顔ぶれを見て、その日に決めるのです、と。ひとりになってそのことはうれしくて満足できることです、とも。


もしかしたら違うかもしれないが、やなぎさんと一緒の時はやはり師匠だし、やなぎさんのスタイルできっちり決められたセットリストとか立ち方とかMCの内容とか、ある程度型にはまっていたのかなあ?それがイヤとかダメ、とかではないと思うのだが、彼女の思う通りのステージングではなかったのかもしれない。ま、デュオなので、今のスタイルと違ってて当然だけど。
今回とても強く思ったのは、貴ちゃんが自分のやりたいようにやっていて、どんどん新しい曲を前に出してる、それが未完成とかこれから先もっと変わっていくものだとしても、今の形を私たちに見せてる、ということ。10月よりもっとそれが強くなっている。


オートハープ最後は『Wild Flowers』ドリーの曲、歌詞は貴ちゃん。岡町シスターズ、ようこソロでも歌わせてもらっている。


ギターに持ち替えての最初は『ひだまり』普段のライブではあまり歌ってない曲、と。


やなぎさんが作った曲を歌います、と『はじまり終わり』


CDのタイトルチューン、『わたしのうた』を歌い、次回8/4の案内をして、前回のフリマの戦利品を衣装として持ってきます、と言って最後の曲を歌った。『You've Got A Friend』日本語で。


アンコールはオートハープに持ち替えて、『おかえり』と言う歌を。
その歌が終わるのを待って、バン練→打ち上げの後の相方が入ってきた。ライブには間に合わないことが分かっていたので、顔だけでも見せて、と頼んでいたのだ。
我が家でも常備しているカレーパウダーをお土産に持ってきた相方、開けるのに苦労している貴ちゃん、カレーはガチャガチャのボールに入っているのだ。


今日は電車だからちょっとは飲めます、というのでカンパイしようと構えていたら、瓶から泡がシュワ―って噴き出した。慌てて口で受け取る貴ちゃん。あ、手ぇも出てた。


ようやくカンパイできた!


客席では連絡先を交換する人たちがいた。


丸さんが撮って~と言うので撮ってあげてるまさこさんを撮る。


目線、こちらにもちょうだい、と私も撮る。


すると、このあたりから撮影会の様相を呈してきた。
まずはマサキさん。


この身長差はチッチとサリーを思い出す。でも貴ちゃんそんなに小さくないと思うけど。


O本さん、顔作ってませんか。


おつとめ終わりにコウスケさんも顔を見せてくださった。


まだ残っている人たちと今来た人


みんな何見てるのかと思ったら、貴ちゃんのご飯風景?


ようやく晩ご飯にありつけた貴ちゃん、良かった良かった。


撮影会パート2


まさこさんと


もう一枚。


では、私も。


襟元に雑貨店のブローチ、ありがとう。でもこれは忘れなかったけど、レコ発最初のライブなのに、CD持ってくるの忘れそうになったらしい。この日だいぶ売れたはず、忘れなくてほんまに良かった。


I本さんともツーショット


も一枚ね。


テルさんも。



微妙に違う表情


コウスケさんとも撮っておく。


実はめっちゃ嬉しいコウスケさん


今日貴ちゃんが来る時、間違わずに阪急に乗れたのだが、なんと!最後に急行に乗ってしまったらしい。「見慣れた服部天神の駅が通り過ぎてしまいました。」って悲しそうだった。でも、それは阪急利用者の私でも時々やること、気にしなくて大丈夫。帰りは余裕を持って梅田→大阪経由で帰ってね。
私たちはいつものはな太鼓へ。


私の隣に相方もいるので7人で打ち上げた。
いいライブやったね、カンパイ。



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