ひな菊の丘から

ピート・シーガー生誕100年祭

スペシャルなゴールデンウイークの後半、5月3日にタイトルのライブが行われました。我が家では上の子二人が帰省していて、彼らの大好物(私も好き)のピザを取ってディナーにする、と騒いでいましたが、私はひたすらブログの更新に精を出していました。すると、気が付けばもう6時10分前、この日、開場は6時、開演は6時半のイベントで、まだ私は着替えてもいませんでした。ひゃー!もうなんでもええわ、とりあえず電車乗ろ、乗ったらすぐやし、駅からも近そうやし。

無事開始前ギリギリに飛び込めました。






息は上がってるし飲み物は頼めてないけど主催のK山さんのご挨拶が始まっちゃいました。



表のもですが、K山さんの後ろの文字は、Aかママの手になるものだそうです。



この日の流れを説明した後、最初の演者の古川豪さんが登場。



この日のために、ラベルを用意したというH瓦さんからのワインを紹介されています。ラベルのアップは撮れなかったのですが、出演者お二人とK山さんの顔もち~いさく描かれています。ちなみにH瓦さんはたくさんのミュージシャンの似顔絵イラストを描いておられます。



ギリ間に合ったね、マーベラスもやってきました。



乾杯の音頭は中川五郎さん。手ぶらの人も乾杯する振りしてください、と言われて私もエアジョッキを持ち上げました。



古川豪さんのステージが始まりました。



着席してそれを聞くK山さん。後ろに貼ってあるあれこれで、ここがふだんどんなことをやっている場所かよくわかります。



バンジョーのネックが長いのはなぜか、という話をされてからのスペイン語の歌



私は右手ばっかり見てました。



ピートは歌の引き出しがたくさんある、とまずは子どもの歌を歌われます。





協力者を客席からお願いしようと思ったけど、頼みやすい人にしましょう、とこの方々。





地蔵盆でこの歌を歌って、地域と仲良くなったそうです。



手持ちの画は裏表でふたとおり。表は子どものうた、同じメロディでおとなのうたバージョンが始まります。





箱入り娘の人生を歌い、笑いを交えつつ、女性の生き方も考えさせられる風刺の効いたうたでした。



Hobo's Lullaby、アンクルピート、なんとか私が知ってる、隣町の味噌屋など、お話を交えて聴かせていただきました。



ご自身も参加されている、やぎたこのCD、古いお仲間のクリさんの出たばっかりのCDもこちらで販売されていましたが、「僕のCDは1200円やから買いやすいでしょ?」と宣伝もうまいことしはる。京大で録音したカセットテープからのCDだそうです。



この会場に来られている、ピートについて語りたい方々を呼びましょう、というコーナー。まずは阪大ニグロのN山さんが登場。



来日時のオープンリールのテープが、今夏CDになりそう、というすばらしいニュースも聞かせていただきました。





ワイン片手に中川五郎さん、



ピートの自宅で話す機会を得、「あなたの歌を日本語で歌いたいのだ。」と言ったら、「いや、それぞれの国の歌はその国の言葉で歌うのがいい。」と言われたそう。



でもそう言った彼が、茨木のり子さんの詩を英語で歌ったそうです。どっちなんでしょ?でも、このことは私の中で、ずーっと考え続けていたことだったので、今も心に引っかかっています。



K山さんからは、ピートの自宅には筍が生える、というものでした。竹林があったのかなあ?ピートの奥さまが日本人と、この日知りました。やっぱり筍炊いて食べてはったんかな?

続いては、重いレコードを持ってきて皆さんに見せてくださったI崎さん。



レコードの説明をしてくださいました。



まだまだご自宅にはたくさんのレコードがあるそうです。でも自分はコレクターじゃない!とおっしゃってました。周りからは「充分コレクターやで。」の声。



続いては、80歳のバースデーをお祝いしに渡米した、というH江さん。



82歳のお祝いに行ったのは大垣から来られたF川さん。インドでのエピソードなど聞かせてくださいました。



中川五郎さんのステージが始まりました。



Little Fat Babyを日本語で「丸々赤ちゃん」、腰まで泥まみれ、など次々熱唱。







気が付きましたが、写真、皆同じ角度ですね、歌われる角度がこれなんですね。

場内しんと静まって聴き惚れています。



She'll Be Comin' Round The Mountain、この曲大好き。



古川豪さんも参加



最後は最近よく歌っておられるそうです、「ピーター・ノーマンを知ってるかい」メキシコ五輪での実話を歌った大作で、人種差別反対を歌っています。



K山さんが、当日会場で皆に渡された、阪大ニグロの歌詞で「花はどこへ行った」をみんなで歌いましょう、と。



これです。



コーラー?なんていうんでしょう、歌詞を先導する役をN山さんがされます。





大いに盛り上がります。



流れでWe Shall Overcomeをシングアウト、みごとに皆さん歌われます。あ、もちろん私も大きな声で歌いました。なんか場内の一体感が半端なかったです。







本当に聴きごたえのあるコンサートでした。私の中に全然なかったピート・シーガーが、少し近くなったような気がします。K山さん、企画してくださってありがとう。



たっぷり時間を取ってあったので、割と遅い終わりではあったのですが、お腹も空いてるし(なんか、食べ物の持ち込みはOKだったみたい。気が付いてなかった・・・。)ちょろっと寄りました。こんなメンバーです。





ホルモンはちょっと苦手、と言われてたいづみさんからも「美味しかったね」の声が聞けたので良かったな。さすがグルメライターのマーベラス、ええとこ紹介してもらいました。





やっぱりアンテナに引っかかったイベントには、これからも行こうと思います。

コメント一覧

デイジーヒルようこ
古川さん、コメントありがとうございます。あの日、とても興味深くお話を伺いました。インドで彼の歌を歌ったらおうちに泊めてもらった、でしたっけ?もうずいぶん日にちが経ってしまったので、ええ加減なこと書いてたら申し訳ありません。
私はフォーク関連の話には疎いので、あの日は色んな方のお話がうかがえてほんとに楽しかったです。
打ち上げはお好み焼き屋ではなくて、ホルモン焼き屋、でした。仲間にグルメライター?がいるので、連れて行ってもらったんですが、美味しかったです。またどちらかでお会いしたらよろしくお願いします。
古川斉
ブログに登場させていただきありがとうございます。大垣の古川です。打ち上げやられているお店って十三の商店街の東門から入ったところの2番目のお好み屋さんですか。私、会に来る直前に、そこでお好み食べて、おばさんに「よう真っ赤に顔日焼けしているなあ。酒飲んできたみたいや。」とかなり冷やかされました。
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