ひな菊の丘から

米原ブルーグラスコンサート

記念すべき?29回目のコンサートでした。確か去年はなかったよね?朝から大雨で、買い出しに行ったスーパーで、車から降りただけでずぶぬれになる程。一日雨との予報だったけど、夕方には多少マシになるかな、と覚悟を決めてブーツを履いて出かけました。(あまりひどかったら荷物として持って行こうと思ってた。)

道中はかなりひどい降り方で、余裕を持って出てきて良かったな、と思った位でしたが、会場に着く頃にはほとんど止んでいました。良かった~。控室に入ったらえらい暑いんです。暖房の効きすぎ。エコちゃうんかいな?公民館って公共の施設でしたよね?

リハが始まりました。地元のいづみ姐さん、新しいアルバムのイメージに合わせて黒でシックです。




バンジョーのA馬さん欠席のため、トラを頼んでいるのですが、その人がまだ来てないため、キックオフの打ち合わせ中。



楽屋では、相方に見せようとわざわざギターを持ってきてくれた人が。弾くんなら持って帰ってもいい、とまで言ってくれたのですが、彼には値300円、いや400円だったかのギターがあるので、それはご遠慮しました。でも古い古い由緒正しい出自のギブソンらしいです。



腹ごしらえに駅前のH和堂まで出かけ、ミニ親子丼+ミニうどんをきっちり納めて戻ります。



コンサートは地元バンド、サウンズ・オブ・リョウゼンから始まりました。ちょうど一年前、大病をしたT田さんが、バンジョーでステージに立てるまでに回復された、ということに胸が熱くなりました。



バンドの皆さんは、滋賀フェスのスタッフでもあり、私にとっても長いお付き合いの方々です。



いつものように、MCもT田さんです。カポを外したりチューニングをしたり、に時間がいっぱいかかるのです、と言うてはりました。それでも、インストでソロとれるまでにリハビリしようと思ったらどれだけ厳しい日々だったでしょうか。頭が下がる思いです。




楽屋では大音量で練習中の某バンド。声デカイっちゅうねん。



楽器もウルサイっちゅうねん。確かに客席からは聞こえないのですが、ステージ裏からはどっちがステージの音かわからん位のボリュームだったので、慌てて言いにいきました。



出演者の特権、後ろからの構図。今年、これ多いです。というのもバタバタしてて、客席であまりゆっくり聴けなかったので、裏から聴いてました。



一人で弾く位なら大丈夫なんですが。



次も地元滋賀(リーダーO橋さんは小谷城の麓とかおっしゃってました。今年は話題の場所ですね、浅井三姉妹)のエリアコード45



このコンサートのレギュラーバンドで、いつもビシッとジャケットで決めておられます。



Dawg Experience、次が出番なので、正面に回って撮れませんでした。いつもすごい音の渦。口をぽかーんと開けて見入ってしまいます。



デイジーヒルは、目をつぶってでも歌える曲を持ってきました。来週土曜日のソロで歌う3曲がまだできあがっていなくて、気持ちはそっちに行き勝ちでしたが、このホールで歌う楽しさもよ~く知ってるので、いい加減なことはしたくない、と悩んだ末の選曲でした。この後、23日のオッピドムのステージも恐らくよく似たセットリストができることでしょう。

1.Ashokan Farewell
2.Can't You Hear Me Calling
3.Water is Wide
4.I've Endured
5.Kentucky Waltz
6.West Virginia My Home

1.は出番前に急遽変更させられました。前のバンドのラストの曲が、予定してたマイナーなインストとイメージがかぶる、とのことで。慌てましたが、元の曲やっても、そんなかぶるようなたいそうなもんはできへんので一緒やったかな、と思います。

5.はこの日華燭の典を迎えた大分の歌姫に捧げました。MCで、「CDでコーラス歌わせてもらった曲をお祝いに歌います。」と言ったら後ろから相方が「歌詞の内容は別にして。」とすかさずフォロー。客席からいくつか笑いが起こったのは、歌の中身を知ってる人ですね。

6.は、恐らく銀座ロッキートップでこの曲を歌ってるであろう、とあるバンドを意識してやりました。ま、それがなくてもたぶんラストはこの曲だったでしょう。

次はオーストラリアから一時帰国中のもんつさん。



サポートは昔馴染み(今もでしょうが)の人たち。




年に一回、戻ってきてこういう仲間と一緒にできるって幸せですよね?次回はもうちょっと計画的にライブもやるつもりなんでよろしく、とのことでした。



ギターに持ち替えて1曲。ステージから客席を写すサポートメンバー。



もっとひんぱんにステージに立っているものだとばかり思っていたのですが、そうでもなかったようで、私が前に出たのは2006年の事だったようです。コンサートが始まった頃は、T田さんは大々的に宣伝もして、持てる人脈を使って、(若かったので)軽いフットワークを生かして、大きなこのホールをかなりのお客さまで埋めた事もあったのですが、徐々にお客さまが少なくなり、(少ないながらも熱心に聴いて下さったり、楽しみにしてました、と言って下さる方も、もちろんありました。)せっかくの広い会場、残念だな、と思っていました。ところが今年は思ったより客席が埋まっていてちょっと嬉しかったです。来年は30周年、宣伝もしっかりして、いっぱいお客さまに来てもらいたいねえ、T田さん。

次は2作目のCDを出したばかりのきたむらいづみさんとSweet Grass。リハで見たように、ベースとバンジョーがトラです。メンバー紹介では、『民族楽器を売っています。』と紹介されたトラのバンジョー弾き、後の打ち上げでも話題に上ってました。



新作からの選曲はまだなかったです。



バックは東京のミュージシャンでしたからね。でも新春のアナザー冬フェスでは披露いただけるのではないかと。



ラストはオリジナルの、「オハイオからの手紙」、手拍子に合わせて。



トリはブルーグラスマウンテンボーイズでした。



初代マンドリン弾き復活で、ちょうどベース弾き欠席のため、相方はベースです。これは、次の曲のコーラスをT田さんに代わってもらおうとM田くんがお願いしているところ。



そのM田くんをフィーチャーしてBig Countryかな?



こんなに広い、りっぱな会場なんですよ。



フィドルのN本さんも欠席だったので、K介くんにお願いしたそうです。



こんな感じで聴きごたえのあるコンサートが終了しました。会場の使用時間に制限があるので、片付けは明日にする、と言ってたのですが、えーい!やっちゃえ、と撤収してしまうことになりました。マイク外す、とかコード巻く、とか私もお手伝い。会場側は渋いカオでしたが、その方が絶対楽やもんね。

終了が遅いので、いつもは打ち上げには行かないでまっすぐ帰ることがほとんどなのですが、この日は参加。といっても、いつものお店です。来年早々には場所が変わるので、ここに来れるのは最後かもしれない、とちょっと寂しい気持ちもありました。

一番乗りで到着したら、親方が美味しそうなアテの数々を用意してくれてました。サラダにはカニとかイクラとか入ってます。



牡蠣は中華風の味付け



雲子ポン酢です。お酒がすすみそうですが、相方はお茶ですので、私が二人分飲みました。ゴメン・・・。



でも彼の大好物がてんこ盛りになってるのを見つけて、幸せそうでした。



気の置けない人ばかり、と言う訳にはいかなかったけど、懐かしい思い出話やらごく最近のネタやらを肴に楽しい時間を過ごしてきました。親方の新店舗についての構想もあれこれ聞くことができました。こけら落としには呼んでね!
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