ライギョを取り巻く状況

雷魚釣り

　えー　今をさかのぼること　かれこれ８年ぐらい前になりますか。
フライを主に釣りをしていたわけですが、仕事関係の人でルアーを主につりをしている方がいまして、この方が、ルアーをゼロから自作してしまうんですよね。アブのリールのコレクターでもあるんですけど。この方から

　「マイナーだけど、ライギョつりっておもしろいんだよ！」

　と言う話を聞き、それではやってみるかなと思って　ルアーとか調べたんですけど、当時　札幌近郊には売ってる所はなかった。ネットで検索してもほとんどヒットする所はなかった。ただ、数少ないサイトの中に有益な情報はあったのだが。

　その当時、北海道にライギョが生息しているという認識がライギョアングラーの間にはなかったのだ。つまり　未開拓の状態だったのである。

　つまり当時の北海道は、極一部の変態しかライギョ狙いの者はいなかったのである。

　さて私はと言うと、こんな面白そうな釣りはないと　友人に話していた。
しかし、仕事が忙しくて釣りに行く暇もない！

　　翌年、友人が目を輝かせて家を訪ねてきた。

なんと　私が雷魚釣り出来ないままでいる中、彼は独りで始めてしまったのだ！

　彼はすっかりはまっていて、他の釣りは考えられないという状態にまでなっていた。

　そうです。前振りが長くなったが、その彼とようやく　雷魚釣りに行くことが出来たのです。

　そして最近の　ライギョを取り巻く状況を知りました。

　ライギョアングラーたちが最後に残された秘境「北海道」の押し寄せてきていたんですね。

　ただ、この方たちはホントにライギョが好きな人たちなんで、実害と言えばライギョがスレたことくらいなんだけど、地元の人たちがその存在を知り、乱獲するという事態が発生してしまったのです。
　北海道の雷魚釣りの聖地と言われた智恵文沼も、この被害が大きかった所ですね。当時は地元の人でさえ知らなかっとコトなのに・・・・

　実は、ライギョだけじゃないんですよ。ある炭坑町で尺ヤマメしか釣れない川があったのですが、そこも地元の一部の人による乱獲により、尺ヤマメはおろか小さなヤマメの姿さえほとんど見られなくなってしまった川もあります。

　とても悲しいことが各地の川や沼で起こっていたのですね。

　話はライギョに戻って、かの友人は道内至る所　ライギョが居そうな所を次々と訪れ、なんと　札幌市内にもライギョが生息している所が多数有ることがわかりました。先日彼と行ってきた所がそうだったんです。

　残念ながら、ほとんどアタリが無く成果はゼロでしたが、こんな近場で　こんな楽しいことが出来るとは！
　札幌市内のアングラーの数もかなり増えたようで、スレてはいるモノの楽しみが出来ました。ただ　札幌市内の場合は、排雪による沼の汚染があるようですが・・・

　成果が上がったらここで公開したいと思っております。
　（早く道具をそろえねば・・・・）