風の吹くまま、気の向くまま

日々感じたことや、疑問、悩み、アイデア等

ある日の出来事。「山の自然を大切に」

2007年05月09日 | 日 記
それはある日の出来事でした。
初夏の山の中 温泉を求めて走っていたときのことでした。

まだ残雪が残る 林道を一人で突き進み、

山奥でスタックする。助けなどくるはずもなく、

一人電動ウインチのワイヤーをかけるのだが、
私の車がスタックするようなところで、普通に歩けるわけもなく
ズボンのベルトにワイヤーをかけて、4つ足で歩きます。
めぼしい所に太い木はなく、雑木をかき分けてようやくアンカー
になりそうな木を見つけます。
日が沈んできました。

「や、やばい 熊に襲われる!」

この辺で、ビビリモードに入って 手抜き作業になります。

「ヨシ!木にワイヤー直掛けだけど、大丈夫だべさ!」

車に乗込み、リモコンを操作しながらアクセルもゆっくり踏み込む。
ピーンとワイヤーが張る、ワイヤーがどんどん巻き取られていく、

「あれっ?」

車はピクリとも動かない。

「あ~ん?あららっ!」

そうです、ワイヤーを巻いた木が、倒れてきたのです。
     (ごめんなさい もうしません)

車から降り、また4つ足になって 木に帯を巻いてワイヤー
をかけ、滑車を取り付ける木を補強して、・・・・

何とか脱出成功!

この後懐中電灯を取り出して、真っ暗な中後片づけして
泥だらけのまま車に乗込み帰途につくのでした。


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