晴天でも雨は降る

 

　 2012年 8月3日のマニラ新聞から

被災地を見る
首都圏ナボタス市では床上浸水が相次ぐ。冠水した道路ではペディキャブが活躍

 　台風ヘネルの影響で勢力が強まった南西季節風による大雨で、マニラ湾沿いの各地で
洪水が発生した。２日午後、床上浸水が相次いだ首都圏ナボタス市の被害状況を見た。

　市内の広い範囲から水が引かず、街は水浸しのままだった。車両はまだ走れない。
プラスチック製大型容器で急造した「いかだ」やペディキャブ（サイドカー付き自転車）が
市民の足になっている。洪水が頻発する地域ならではの生活の知恵だ。

　首都圏北部に位置するナボタス市は、西部がマニラ湾に面し、東部にはマラボン市との
境界となるナボタス川が流れる。家屋が建ち並ぶ市街地より河床が高い、
天井川になっている流域もある。その上、堤防などのインフラが十分に整備されていないため、
ほぼ毎年、大雨や高潮で今回と同様の洪水が起きる。

　洪水は１日午前８時ごろから始まった。一番深いときは、水は腰の上まで達した。
２日午前10時半の集計では、まだ市内８カ所の学校や役場に、５１４世帯が避難している。

　高台に建設された市役所は冠水を免れた。しかし、市役所前のマリアノナバル通りは、
浸水でジプニーも通行できなくなった。交通手段を失った市民を移送するため、
国軍や沿岸警備隊の大型トラックが出動した。

　地域住民によると、市当局は近年、道路かさ上げ工事を進めてきた。結果的に、
さらに低い地域に水が流れ込むだけで、抜本的な解決策にはほど遠い。

　洪水が起きると、海から大量のゴミが市内に流れ込む。水に浸かった道路を歩くと、
足にビニール袋がまとわりついてきた。異臭が鼻をつく。子供たちは、
はだしで街を走り回り、まるでプール遊ぶをするかのように、浸水した道路で泳いだり、
水をかけあったりし、はしゃぎ回っていた。

　市内東部ダンハリ・バランガイ（最小行政地区）の海岸線沿いには、違法建築の
バラックが密集しており、市内で最も大きい被害が出た。海に突き出た高床式民家約10軒は
高波で流された。

　住民は無事だったが、避難所で生活を続けている。市から元の場所には戻ってはならないと、
命じられているという。移転先の見通しは立っていない。

　ダンハリに暮らして13年となるロベルト・サントスさん(36)。流木がぶつかり、
自宅が一部壊れたという。「洪水にはもう慣れた。高床式の小屋で暮らしても、危なくないよ。
空腹になれば、貝や魚を捕っておかずにできる。ゴミが流れ着けば、集めて売れる」と、
海岸線に住み続けてきた理由を説明した。

　確かに、近所の住民はゴミ拾いに余念がなかった。鉄は１キロ17ペソ、トタンは９ペソ、
プラスチックは15ペソで売れるそうだ。

　街のあちこちで、露店の営業が始まっていた。洪水の中、午前３時に起きて、
首都圏ケソン市バリンタワックの市場に野菜を仕入れに行ったという露天商も。

　浸水した道路では、少年２人が即成いかだで住民を運んでいた。料金は１人１回10ペソ。
エナド・クリストバルさん(14)は「今日はじめたばかり。売り上げは分からないね」と笑った。

　人力のペディキャブも大活躍。レイナルド・フローレスさん(37)は「普段の１日の稼ぎは
約３００ペソ。洪水が起きると利用客が増え、約３倍の稼ぎになる」と、
重いペダルをこぎながら教えてくれた。（大矢南、鈴木貫太郎）

                                                              　[ 2012年 8月3日のマニラ新聞 ]
   
 

 　本日の日記

　　2012年8月3日（金）　午前4時　天候　曇り　気温25℃　湿度86%

　今朝も朝4時に起床する。雨は降っていないが、時折風が哭いている。サボンはまだ啼かない、
寝坊したのかな、此処数日の、荒れたお天気に、心も晴れないのか、体内時計も狂ったか、

 
 本日は朝から大荒れのお天気、断続的に雨と風が強いですね、台風は遠くに、
通り過ぎた筈なのに、天空が乱れているのですね、昨日は貧乏婿に、怠け者男は、
プ-タンイナモと、罵った、所当たりまで、書きましたが、此れは一人目の、
子供が生まれた時でしたね、三つ子の退院は、私が長時間待たされた後でしたね、
そして赤ちゃんは、母親から遅れる事、3ヶ月後だったような気が致します。帝王切開にて、
7ヶ月の状態でしたので、保育器で育て、居たのですね、赤ちゃんは退院後、
タガイタイでは、生活せず、貧乏婿さんの実家、サンタロサで育てられる、事になったのです。

 

 

　此の怠け者男の趣味は、テレビによる、DVD鑑賞だったのです。その頃義弟ダニロと家族は、
夜はオンボロテレビで、韓国ドラマを見るのが、日課でしたが、晴天なのに豪雨のような雨が
流れるテレビでした。私は姪っ子3人の、目を心配していました、お隣の怠け者男の、テレビと、
ビデオを見に行っていましたね、趣味と云うだけ有って、テレビ2台と、DVDを5台も
持って居るのです、或日テレビを弄っていて、故障させてしまいました。直せば良い物を、
もう一人の娘に、にテレビと、DVDをねだったのです。多分他の家族に見せ、優越感を、
味わいたかったのでしょう。私は切れました。お金が無いから、退院の迎えにも、行ったし、
病院代も貸したのです。テレビはもう１台有るのに、そんなお金が有るなら、先に私に返すのが、
先決だろうに、また孫も退院したばっかし、何が有るか分からないのに、馬鹿にされた思いが、
しました。またビデオだって、5台有るのだったら、義弟達に呉れても良いのに、【涙】

 

 

　私は直ぐSMモールに、行きました。あんな男の、テレビを見させるのも、しゃくだったのです。
私は行くなとも、言わなかったのですが、自宅に綺麗なテレビが来たら、行くわけ有りませんね、
雨が降っても、雨の降らないテレビを見れば、目にも優しい筈です。DVDもおまけに付けたのは、
云う迄も有りません。そして後日、もう一人の義弟ダンテにも、テレビとビデオを持ち込みました。
見たら此方も一日中、雨が降って居たのです。未だに貸した金は戻りませんが、もういいのです。

 　タガイタイの猿（日本猿とは顔つきが違います）

 

 

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