私のジプニー談義

　　本日ののほほん生活記


　２０２２.０５.２８. （土）　午前５時３０分　曇　気温 27.7 ℃　湿度 80% 南南東　0.1 平穏０











　私が妻と結婚してから、フィリピンで、最初に購入した車は、旅客運搬用の、輸入スクラップ部品を使い、組み上げた、エンジン及び、シヤッシに、フィリピン制作の、


車体に組み込んだ、ジプニーでした。約４０数年前の事でした。１ペソが、約２円の時代で、約百万円でしたね、その当時は、タガイタイには、車は少なく、偶に通るは、


同じような、ジープニーくらいでしたね、マニラに出れば、日本のトラック野郎を、彷彿させるような、ネオンギラギラで、大爆音を鳴らす、ジプニーが、花形の時代でした。


その後は、賑やかな、アクセサリー類や、大爆音は、規制されたのですが、相変わらず、ジプニーが、大人気でした。私は親戚の、知人に推められ、ジプニーを、貸して、


其の上がりで、台数を増やそうと、目論んだのです。ジプニーのエンジンは、東南アジアでは、船舶や、色んな分野に、活躍する、小型で丈夫と、評判の、いすずの２ｔ車、


エルフの、ジーゼルエンジンですね、其の頃、東南アジアの、バイヤーが、日本の解体業者を廻り、エルフの、エンジンだけを、探し廻るので、品薄常態で、業者の販売も、


エンジンだけで無く、足廻りや、他の部品迄含めての一括売りが、条件だったとか、此の購入した、スクラップ部品を、コンテナに詰め込んで、自国に運んでいたのです。


此の事は、親戚の、解体業者に出向き、知ったのです。私もエンジンだけを、購入しようと、考えたのですが、一括買いと、此の頃は、フィリピン共和国は、


マルコス大統領の、独裁政権の、戒厳令下、コンテナで、フィリピンに、運ぶにも、戦争も起きて、いないのに、保険掛けられない、唯一の国だったのです。


私此の事も在り、日本からの、スクラップ、エンジンの、購入も諦めたのです。私が購入した、ジプニーは、此の時代、サラオと、レガスピの、二社が、ジプニー制作、


販売市場を、二分していたのでが、私のジプニーは、サラオ社から、購入したのです。此の頃、義弟（ダニロ）は、外国航路の、船乗りでしたが。仕事中に、骨折し、


家長で在る、義父から、船から降り、タガイタイで、自活するよう、促されて、いたのです。其れで、ジプニー運転の、道を選んだのです。其れと同時に、私の夢は、


消えたのです。ジプニーの賃料は、済し崩し、義弟（ダニロ）一家の、生活費として、消えたのです。その後畑仕事と、ジプニー運転に、其れから、年月の経過に拠り、


古くなったジプニーは、営業をリタイアして、大家族移動用、ジプニーに成ったのです。此処では、大家族で、誕生会やら、お通やそして、フェスタにと、イベント行事が、


山積み、其の合間に、パイナップルの出荷ですね、私の諦めの人生は、此処から始まったのです。只の救いは、此のジプニーの、後部座席が、私の指定席、


購入者特権ですね、ジプニーの場合は、写真が後ろ向きに、成るのです。愛車の場合は、助手席が、私の指定席です。本日のフォトチャンネルは、親戚の、


誕生会に、出掛けた時の、過ぎし日の、思い出です。(._.)









　本日の起床も、午前４時４０分でした。目覚まし時計の、鳴る前の起床でした。律儀に啼く、サボン（軍鶏）が、近隣の鶏を、混じえての、連呼でした。


此の連呼を、聞きながらの、脳裏の覚醒でした。寝床から、這い出しての、起床ですが、窓の外は、雨期独特の、曇り空の、夜明けでした。昨日も、


昨日の雷雨でも、停電は在りませんでした。昔はしょっちゅう、停電が御座いましたが、此の頃は、殆ど御座いませんね、どんな改善を、行ったのでしょうか、




　フォトチャンネル　　　マニラ新聞