2020/10/19
ドリップコーヒーの淹れかた
コーヒが好き。
毎回の日本行きでタイに持ち帰るカルディーのプレミアムダークロースト、もうずっと前に切らしてる。まだまだ日本には行けないから(タイ入国時の14日間ホテル隔離が解けない限り)、今はタイ産のコーヒー豆をいろいろ買ってる。
COVIT-19のことでタイの非常事態宣言は続いてる。日本に帰れるのはいつになるかわからないね。
コーヒの淹れ方にそれほどこだわってる訳ではないけど、一通り心得てるものをメモとして残しておく。
1. フィルターに粉を入れる
表面を平らにする。ドリッパー、サーバー(マグカップ)は温めておく。
フィルターをのせ湯をかけペーパーを洗う。
粉を入れる。粉の表面を平らにならす。
2. 湯を注ぐ
粉全体に、中央から外側に向けて均一に湯が届くよう、ゆっくりと湯を注ぐ。
3. 蒸らす
湯を全体に注ぐと、粗挽きの場合を除き、鮮度のいい豆の粉なら表面が膨らんでくる。20-30秒ほど注湯をやめて待つ。蒸らすと味が出やすくなる。
4. フィルターの中央に注ぐ
蒸らし終わったら、膨らみの中央からゆっくり湯を注ぐ。湯を注ぐ速度とフィルターから落ちるコーヒーの速度がほぼ同じになるようにする。
5. 湯を注ぎ足す
ドーム状に膨らんだ泡が落ちきりそうになる前を目安に、継ぎ足しを繰り返す。適量を抽出したら、雑味成分も含む表面の泡が落ちきる前にドリッパーを外す。
【メモ】
ペーパードリップで淹れたコーヒーは、フィルターが油脂分を適度に吸収するため、味のほか見た目にも透明感のある爽やかな味わいのコーヒーが楽しめる。ボディを引き出すためにもじっくりと淹れるといい。蒸らしの時間と湯量こそ、ハンドドリップの最も大切なシーン。
粉に湯を注ぐと酸味成分が早く溶け出し、苦味成分はゆっくりと出てくる。そのため抽出を早くするほど酸味が際立ち、ゆっくり時間をかけるほど溶け出す苦味成分の量が増え、バランスがとれる。
抽出原理は、ネルもペーパーもほぼ同じ。布製のフィルターを使ったネルドリップの場合、ペーパーフィルターに比べて繊維が密でないので、いろいろな成分が抽出されやすい。ペーパーでは遮られて抽出液にほとんど混ざらないコーヒーオイルも、ネルで淹れたコーヒーには含まれるので、まろやかでどっしりボディのある味になる。また、じっくり淹れるため苦味も出やすい。豆は若干粗めに挽き、人数分プラス1の粉を使うといい。