人材を紹介したお客さんから面接を断られたことについて、日本の会社は転職が多い人を嫌う。各社での職歴が短い人は「辛いことがあるとスグに辞める」「向上心の無い人」「仕事が続かない人」と見られてしまうんですよ。とウチの人材開発担当タイ人と話をした。
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タイ人の人材開発担当は「それは日本人の独断的で自分勝手な考えですね~」から話は始まった。
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タイでは例えば総務や人事、会計などの事務系の仕事だと、どこの会社でもだいたい仕事の内容は同じ。ジョブローテーションも殆ど無いし昇給も少ない。だから向上心のある人ほど給料アップを求めて転職をする。
初任給15000バーツで入社、上司は若いマネージャー、ジョブローテーションはない。毎年4-5%の昇給でいつ給料30000バーツになる?会社に居続けたら無理、転職を考えよう、優秀な人ほどこうなるのはタイでは当たり前のことです。景気は良いし優秀な人にとって職探しは難しくない。
マネージャーが辞めない限り自分はマネージャーになれないし、会社に残っていたらいつまでも下っ端のまま仕事を続けることになる。それが分かって辞める人もいる。こういう人のことを我慢が足りないと言うのでしょうか?
各部署のマネージャーが日本人の会社は多いですが、数年で交代してタイの会社のことは殆ど分からないまま、ただ日本人のお客さんと話をする、本社と連絡をするだけで上に立っている。
タイ現法の本当の仕事はその下のタイ人が長年やっていて会社を回している。こういう会社では実務はマネージャーみたいでも肩書きはずっとアシマネのまま。手当も少ないまま。
タイ人は自分のために仕事をする人が殆ど。それは日本人から見たら変かもしれませんが、ここはタイ国です。そういうタイ人の性質をよく知って利用すればいいのに。
日本人は履歴書を重視しますが、タイ人はそんなに一生懸命に書類で自己アピールしません。まずは数回面接して採用して仕事をさせてみればいい。本人は働きたいと思って応募してるんだから。やる気があると言うことは大事なこと。ほんと人は使ってみないと分かりませんよ。
タイ人の人材開発担当からこういうことを言われて、まあ納得できることが殆どだったので、そのまま頷き微笑みと一緒に受け流しましたよ。