
先日朝仕事に行く前に近所の家の塀に置かれていました。
これはクモ貝とミズ貝で沖縄では魔除けになると言われていますっ。
大概うみんちゅの家に行くとぶら下がってますねっ(^-^)
なぜ魔除けになってるかというと
貝の先端が反ってるから『跳ね返す』という意味から来たらしいのですが
詳しくはわかりません~(>_<>
後で調べて追記しましょうねー。
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追記
そこで早速いろいろと調べてみました。
沖縄にはシーサーをはじめ、様々な魔除けが存在します。
それはシャコガイ、サン、石敢當など等(詳しくはこちら→「シーサー紀行」)
この水字貝やクモ貝を畜舎につりさげたのはアクフゲーシ(悪風返し)とよばれ家畜に疫病が侵入することを防ぎ、
シャコ貝は大きな殻を門や石垣に置いて魔よけにしたらしいですね。
確かに最近は見ないですけれど
僕の子供の頃とか近所の家の塀にでかいシャコガイが乗っかっていたきがしますっ
(シャコガイについて詳しくは→シャコガイの魔除け)
そして水字貝の魔除けについては、
~6本の角があるスイジ貝は、その形が漢字の水に似ていることから家の前につるすと家を火事から守ると考えられた。宮古島地方では玄関の両脇にこの貝が飾られている家が多くある。~
と言う事らしく火事の魔除けとしてつかわれていたんですねぇ~(^^)
クモ貝については
~大昔、クモ貝の角を折って、魔除けとして首に巻いたところ、巴(トモエ)形をしていた事から、それが勾玉の始まりではないかと指摘する研究者もいる。~
と言う事で、勾玉の始祖であるかもしれないとか!→人類学は何を語っているか クモ貝
そんな気の遠くなるような大昔の魔除けが
今現在、この21世紀まで伝わってると言う事が不思議ですよね~!
だって勾玉の始祖とか言ったら縄文・弥生とかそこら辺の話ですよ(笑)
なんだか奥の深い話ですっ。
ちょっと沖縄文化を知る事のできたエントリーでしたっ(^^)
