祈りを、うたにこめて

祈りうた(しあわせの歌  イースター《復活祭》)

しあわせの歌 

イースター(復活祭)



ゃがみこんだとき 辺りは急にせばまってきたのである
れはするなこれはしろと迫ってくる それに疲れはてた私だったのだ 
たしは自由と安らぎがほしかったのに ただそれだけだったのに
めんとばかりの都会、人だらけの道 一匹もいない野良犬 

 

っぱいが重なると自信なんて跡形(あとかた)もなくなってしまう
せれば焦るほど空回りする
っと泣きだしたくなる 誰か助けてと叫びたくなる
いいっぱいやったじゃないかと 酒だけが愚痴をきいてくれる

 

あわせの私は 不幸せの私よりどうも感度がひくいのである
んなこともこんなことも幸せだ そう思えるチャンスをついのがしてしまう
すれっぽさがそれに輪をかける 感謝の乏しさが足をひっぱる
わしない一日のすきまにすぐ隠れてしまうのだ 幸せっていう恥ずかしが
 り屋は 

 

ばられていると思いこんできたのだった 長いこと
したも今日と変わらず憂鬱な一日 そう決めつけてきたのだった、長いこと
たしの人生 それを縛(しば)ってきたのはわたし自身だったのに
わのやける人だねえ その方はほほえみながら縄(なわ)をほどいてくださった
 のである

 

 

●ご訪問ありがとうございます。
 幸せも不幸せもおしゃべりかもしれませんが、私は長い間不幸せのおしゃべりに付き合わされてきた気がします。あきらめが一番という、消極的な日々を過ごしてきました。
 「イースター」は、イエス・キリストが死からよみがえりたもうた日です。「復活の日」です。この方に見つけてもらえなかったら、わたしはずっと、「まあ、こんなものさ、人生なんて」と、希望なく時を流していただろうと思います。

 「一日一善」は難しいかもしれませんが、「一日一謝(いちにちいっしゃ)」ができたらいいなと思います。一日に一つ感謝する、そんな意味の造語です。

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