祈りを、うたにこめて

祈りうた(しあわせの歌  自分ほどき)

〈しあわせの歌〉自分ほどき

しんぱいと不安はどうやら大の仲良しだ 
あとに置き忘れられた深呼吸 君に取ってほしい心の休暇 
われわれは明日どころか一分先も分からない小虫なのに
 せっかちな不安と心配 それが君の心臓をブルブルさせている

しんぼうするって口で言うよりむずかしい
あせって走り出そうとする君 疲れに気づいているのに
わたしのことだから責任は自分で、などとまだ鼻息は荒い
せっかくのチャンスかもしれないんだよ 心が病んだのは

しごとに不安も心配もつきもの そう開き直ったらどう?
あらたな取り組みならザワツク心もウツウツの心も当然のこと
わからなければ「ちょっと力を貸して!」といえばいい 
せいいっぱいの努力と独りで抱えこむこと それは同じではないよ

しっかり者と思われたいクセも君の欲だね 自分誇りの
あした君が辞めても会社は少しも困らない そんなものなのに
わたしから私が消えたら、困るのはわたし―今はただそれだけを思って!
せいじつさを「自分縛り」じゃなく「自分ほどき」にどうか使っておくれ!







★わが影を 肩車して 青き踏む 
★いつも読んでくださり、ほんとうに有難うございます。

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