#四行詩 新着一覧
祈りうた・いのちうた(暮らしを掘る)
暮らしを掘る―あした生きているか分かんねえ とお爺さん―でも今日は生きているさね とお婆さん暮らしを掘り続けてきた顔 あかるく たくましく やさしく 人生の背中をさする◆言葉に愛を宿したい
祈りうた・いのちうた(「今」を積む日)
「今」を積む日昨日のしこりで 今日がざわつく明日のうれいで 今日がよどむ今日は「今」の...
祈りうた・いのちうた(神に近づいたら)
神に近づいたら自分を好きになれないので 他人(ひと)を好きになろうとした他人を好きにな...
祈りうた・いのちうた(ねがう)
ねがうこの暗さというものは いったいどこまでが夜 どこからが朝 なのか濃い闇にこそかが...
祈りうた・いのちうた(からだと心と)
からだと心と1からだが病むと こころもふさぐ心がうつむくと 体も重たくなるおたがい 愛...
祈りうた・いのちうた(心のマスク)
心のマスク1部屋の中に檻(おり)をつくり そこに籠(こも)るすきまから見られても あち...
祈りうた・いのちうた(左手の指が)
左手の指が左手の指が痛くなって 右手の爪がうまく切れない自転車のハンドルを握ると ズキ...
祈りうた・いのちうた(雨)
雨詩人の八木重吉は しずかな雨に 自分の生き方をみていた詩人の山田今次は はげしい雨に...
祈りうた・いのちうた(お天気やさん)
お天気やさん雨の日は 朝から 痛む体をさすっていよう曇った日は 夕方まで 憂鬱な心で過...
祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ つながる)
つながる信じたとき 待てるようになる全身に 温かなよろこびが 満ちてくる今日かもしれな...
祈りうた・いのちうた(日向ぼっこ すきとおったもので)
すきとおったもので信じたとき わたしの胸は 空っぽになる昨日まで詰め込んできたもの そ...