しあわせのうた 心配性の夜
しんぱいが夜を真っ蒼に染める
あすまで待てない不安が首を締めつける
わたしは主、わたしを頼れ―その声がきこえない
せめて水を一杯、せめてひと呼吸! 弱さに溺(おぼ)れまい
しんぱい事など無い そう言い放つ人を羨(うらや)むなかれ―
あさから 幼児のようにはしゃぐバラエティ人生
わたしの幸福が先、外の人は後 波立たないその心
せかいの真ん中であぐらをかく「自分教」のその人を
しんだらどうなるのでしょう?
あなたは天国を信じているのですか、本当に?
われは黄泉(よみ)返り、我が命は永遠―キリストは確かに言われた
せんねん二千年 その夢はずっと断たれていない
しんこうしんを保って一年を生きたい そう願う誕生日
あさい信仰であっても 胴巻きに納めて。
わかったフリ、解ろうとしないかたくなさ ―どちらも不信仰
せの縮みと短足を受け入れ ヨロヨロでも歩いていこうよ
●ご訪問ありがとうございます。
「心配」は「心をあちこちに配って回る」ので、落ち着かないのでしょう。根拠のないような不安に揺すぶられ、おろおろしてしまいます。弱虫の自分を認め、大いなる方を頼っていく、それができたら、「配ったものはやがて平常心に戻る」のかもしれません。難しいですが。