一本の木と二本の足と 庭の木は一本で 冬の寒さにも 夏の暑さにも 耐えている 耐えて立っている わたしは 二本の足があるのに 年がら年中つぶやいている だから ときどき足がもつれる ●ご訪問ありがとうございます。自然の力が凝縮したような木を見上げる時があります。そんなとき、自分は弱くて小さいなあと思います。足を二本もっているのに、木は一本だぞと思って。感謝しながら、つつましい生き方をしなくては、と、しおらしい気持ちになるのです。