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ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

線路が三本。

 箱根板橋駅傍のポイント(転轍器)である。とりあえず、線路が三本あることに注目してほしいよね。ついこないだまでは、あの箱根登山鉄道のかわいい電車が、ここを走っていたのである。箱根登山鉄道は、新幹線と同じ標準軌であるが、小田急はJRと同じ狭軌なのだ。これでは、相互乗り入れができないのであるが、昭和25年に箱根湯本までは、一緒に走ろうねってことで、日本でも一般乗客路線としては、珍しい3本の線路を並べたのである。で、一番はじの錆び付いた線路が、登山鉄道の線路の片側。でも今年3月18日のダイヤ改正で小田原発が無くなって、標準軌の登山鉄道電車はすべて、強羅発となってしまったのだ。
 というわけで、今は運転されていないのである。三線軌条で営業路線は、奥羽本線・秋田新幹線だけとなったのか。しばらくすると撤去されるのか?寂しいのであるね。

<参考>「箱根登山鉄道ホームページより」
「三線軌条」とは、3本のレールを敷き、軌道幅の違う2種類の電車を走らせる線路の敷き方です。広い方を登山電車が(標準軌)、狭い方を小田急電車(狭軌)が走ります。(1本は共用レール)平成18年3月18日のダイヤ改正で小田原~箱根湯本間が全列車小田急電車の乗入運行となったため、同日をもって三線軌条は廃止となりましたが、登山電車の車庫が入生田にあるため、入生田~湯本の1.9kmに現在も三線軌条が残っています。このような三線軌条区間として日本一の長さを誇る山形新幹線も当社の技術を参考に敷設されました。
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