腰痛で悩んでいる皆さん、ご元気ですか?
さて、父としてすまない、じゃなくて遅々として進まない鉄道模型レイアウトの再建のご報告ですが。、、、毎度のトラブルであります。
<「お前ちゃんと作業したの?昨日ソワソワしてたからな。なにがあったか知らないけど、、」「俺のせいだっていうの?おかしいなぁ。お前が手抜きしたからだろうが、ここは丁寧にと言ったのに、早終いして、パチンコ行ったのは、誰だよ。」などと動かなくなったのはなぜか、作業員が集まって責任のなすり合い中。>
線路のバラスト撒きを終えて、小物配置に進もうとしているところで、その前にまずやらなねばならないことは車両がちゃんと走るのかの検査であります。どうしてかというと、アタクシの鉄道模型レイアウトは、ほとんどのNゲージレイアウト同様に線路に直流15V+-の電流をながして、それを車両の車輪から集電してモーターを動かす仕組みですので、車両に問題がなければ、車両が動かない=電流がうまく車両に届かないということで、線路の状態チェックが重要になるからですな。特にバラスト撒きは線路に直接、細かいものをばらまきボンドで固定という荒っぽいことをしますので(特にアタクシは荒っぽい、、、慎重にやればいいのにどうもいい加減にやってしまいあとから反省:いまやこの進捗報告シリーズのテーマはこれしかなく)、最悪の場合は、線路の掘り返ししてまたゼロからのやり直し。ということは小物も剥がして置き直すという馬鹿な作業となるからですね。
さて、検査項目は:
1)線路の上は汚れていないか?:地面の色塗りのための塗料やバラスト固定のためのボンド薄め液が線路の表面を汚していないかのチェックでありまして、基本中の基本でありますが、ぱっと見でOK出ししてしまい、意外に見落としがち。
・改善方法:
①線路表面に紙やすり(アタクシは240番のを使用)をかける。
②市販のレールクリーナーで汚れを落とす。(アタクシはポポンデッタという模型屋さんのクイックレールクリナーを使用)
2)ポイント(線路の転轍機)はちゃんと動くのか?:転轍機の命は、線路の方向切り替え機能ですが、これの鍵がポイントに組み込まれている電磁石でカチャカチャ(これは模型の音ね。本物はガッチャンという感じの音)動くトングレール(写真参照)という部分が、バラスト撒きをしたあとなどは特に細かい石が入り込んだりして、動かなくなる。バラストが入らないように慎重にやってるつもりでも、意思に関係なく石!がポイントの可動部分に入っている=動かなくなっていることがよくあります。
<左にトングレール等の説明。右写真は左と比べてどの部分が動いたのかが矢印示しています>
可動部分はトングレールであるので、改善方法は:
①トングレールと線路の間に石が入って、切り替わらない場合は、動きを確認して、ピンセット等で取り除いたあとハンディ掃除機吸い込む。
②トングレールを動かすベースの部分がバラストやボンド、塗料などがついてる場合はピンセット等で取り除いたあとハンディ掃除機吸い込む。
③ポイントの横に手動でトングレールを動かすレバー部分がバラストやボンド、塗料などで動きが悪い場合も、ピンセット等で取り除いたあとハンディ掃除機吸い込む。
今回もちゃんとこれの確認を行いましたが、なんと想定外!新設した貨物留置線へのポイントの先で車両がストップして、留置線に入らない。ポイントはちゃんと動いているのに、一体どうしたことか。このポイントはトミックス社製のもので、ポイントが切り替わった先にしか電流が流れないという方式(完全選択式と言われている)で、ポイント裏側に接点がついていて、それで電流の流れが変わる様になっている。トングレールの接点を押したり引いたりしていたら右進行側は動くようになったが、左は電流が行って無いようで動かない。
<写真は部品取り用の予備のポイントで今回の犯人ではない>
どうも、この裏側に異物が入り込んだようで、修理しかない。つまり、また堀直ししてポイントを外してポイント修理して埋め直すというバカ作業を行うことになったのであります。まだ、気持ちの整理ができていないので作業を開始できません。
そうこうしているうちに線路には機関車が集まってきて早く修理しろと文句を言っております。仕方ない、作業開始します。結果は後日。