ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

モーゴの人々-シティボーイズ公演

5月3日に東京天王洲銀河劇場で毎年恒例のシティボーイズ・ミックスPresents「モーゴの人々」を息子と観てきたのである。なんでかというと息子には昔からWOWOWの中継オンエアビデオを見せてきたので、彼も十分にシティボーイズファンなのである。



ま、とにかく、好きなのである。シティボーイズは。特に「きたろう」氏が好きなのである。なんでかと思うと、失礼ながら、自分が「きたろう」氏に、いや彼が演じるキャラクターに似ているような気がするからだろうかと思ったりするのである。今年も、彼は絶好調であった。元気だ。あのボケ方は、元気でなければ面白くない。ワシも元気が出てくる。
そして、今年のパンフレットは買ってからのお楽しみとして、出演者一人のサイン入りであったのだ。ワシは祈るような気持ちで「きたろうさん」といいながら1800円を払い、受け取ればなんと大当たり!!写真の通り、きたろうさんであった。



今年の公演は、当然ながらシティボーイズの3人に、TVチャンピオンの司会でもご存じの怪優・中村有志と自由劇場出身の舞台俳優の大森博史、舞台や映画俳優のムロツヨシの総勢6名。今回はさらに生のジャズバンドもありという豪華な?舞台。演出は、TV・舞台脚本や作家としても活躍中の細川徹。2時間があっと言う間に終わった。中身は落ちが分かると面白くないので言いません。
そういや、今回もWOWOWが中継に来ていた。なんか、ワシが行くときは結構中継日が多いのである。ま、余談である。

シティボーイズは79年に大竹まこと、きたろう、斉木しげるの3人が結成したのである。もう、28年なのだ。もともとコント(?)グループとして「お笑いスター誕生」で10週勝ち抜きで人気が出たのである。きたろう&斉木のボケと大竹のツッコミの噛み合わないシュールなコント(?)が面白く、それは毎年の舞台でも変わらないのである。
再来年は30周年かぁ。彼らの歳は、大竹氏と斉木氏が今年で58歳。きたろうさんは、二人より一つ年上の59歳というのであるから、まだまだ楽しませてくれるであろう。
舞台は、92年「鍵のないトイレ」から毎年定期的に今年まで続いている。93年公演「愚者の代弁者、西へ」、94年公演「ゴム脳市場」、95年公演「愚者の代弁者、うっかり東へ」。この年からゲストに中村有志、いとうせいこうが参加。96年公演「丈夫な足場」、97年公演「NOT FOUND」、98年公演「真空報告官大運動会」、99年公演「夏への無意識」、この年はシティボーイズの3人だけ。00年公演「 ウルトラシオシオハイミナール」 はゲストが野宮真貴、本田久就。01年「シティボーイズミックス Presents ラハッスル きのこショー」では中村有志、いとうせいこうの二人が戻ってきた。また、この年から「シティボーイズミックス Presents」とタイトルが変わったのである。そして02年は「パパ・センプリチータ」で、ゲストは中村有志、犬山犬子、03年「NOTA ~恙無き限界ワルツ~」ゲストは中村有志、YOU、五月女ケイ子、04年「だめな人の前をメザシを持って移動中」ゲストは中村有志、チョップリン、05年「メンタル三兄弟の恋」ゲストが中村有志、のろま会、そして去年が「マンドラゴラの降る沼」で中村有志、いとうせいこうのコンビに銀粉蝶。
ワシ的には、面白い舞台と思うのはやはり「中村有志」氏+「いとうせいこう」氏のコンビと3人のミックス。特に「いとうせいこう」氏の真面目そうなキャラがきたろう氏や斉木氏が作り出す非日常の罠にはまっていく一般人を演じることで、全体を受ける大竹まこと氏がさらに活きていく。
最後に舞台挨拶で、大竹氏が毎年の言葉「もしかしたらまた来年もこのメンバーで」をまた聞いて来年は「中村有志」氏+「いとうせいこう」氏でもっと面白いのを見せてくれと思うのであった。
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