鳥越おかず横町

本日は、趣向を変えて商店街やB級グルメ大好きの「最中」さんからの鳥越おかず横町商店街の今を伝えるレポートを掲載しまっせ。それでは、最中さんよろしくお願いします。


　あの鳥越おかず横丁は見る影も無く寂れていた。
直ぐ近くのコインパーキングに停める事が出来た。
人の流れがまるで無い。自転車でやってきた巡査を止めた。
「おかず横丁は何処ですか？」「その先の通りがそうですよ。」
人の出入りがまるで無い通りを覗き込んだ。
上には確かに看板が下がっている。

おかず横丁だ。暫く進むと右手に有名な大学芋屋・更に進むと佃煮や煮豆を売っているあの店。
道端では魚屋と同級生と見受けられるオバチャン客が大きな声で話しをしている。
雑踏が無い分大きな声に感じてしまうのだろう。
鳥越２丁目の出口まで歩いた。人を避けたり声を掛けられる事は無かった。
 
古い民家の前で、誰かが出てくるのを待っているようなオバチャンを見つけて声を掛けた。
「沢山の店が閉まっているのは時間が早いせいですか、それとも土曜日のせいですか？」
オバチャンは寂しそうに小声でこう応えました。
「今はもうねー、皆店を閉めちゃったんですよ。」
もう一度のんびり歩きながら買い物をした。
開いている店は俺の為に開けていてくれた様に感じた。
キムチ・豆腐の味噌漬け・海老の佃煮・山椒と昆布の佃煮
北海道の夕張の寂れ様もこうなんだろうなー、っと思った。
 
それにしてもあの賑やかだったおかず横丁が・・・・。
海老の佃煮に顛末を聞いてみる事としよう。

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