まずは電波の接続性向上から
うわさ話の出処は、アップル関連のインサイダー情報でおなじみのアナリストMing-Chi Kuo氏です。
氏の最新レポートによると、次期iPad Proファミリーは2019年の第4四半期~第1四半期に量産がスタート。現在の2018年モデルと同じく11インチと12.9インチの画面サイズで、外部に変化は見られないものの、内部的な変更があるとのこと。
主な変更点は、iPad Proにおいては初となるLCP(Liquid Crystal Polymer/液晶ポリマー)ソフトボードの採用。これはその名が示すとおり、柔らかい特性のためコンポーネント同士を接続しやすく、柔軟性のないPCB(プリント基板)の制限を回避できるもの。同じ素材はiPhone2018年モデルのアンテナに用いられています。
LCPソフトボード採用の狙いは、アンテナ信号損失の低減。つまり電波の接続性が向上させようとしているわけです。
なぜ次期iPad ProにLCPソフトボードが使用されるのか。Kuo氏によれば、まさにiPad Proに5Gモデムを搭載する準備のため。そしてアップルは、5G対応iPad Proを2021年以降に発表する予定とのことです。
Kuo氏はiPad製品を生産性向上ツールまたはエンターテイメントプラットフォームとして位置づけられると推測しています。いずれもネット上のサーバからのレスポンスが重要な分野であり、アンテナ接続性の高さがiPhone以上に求められるかもしれないわけです。
iPad Proが生産性向上ツールとしての側面を強めるとの見方は、iOS 13でUSBマウスがサポートされるとの噂とも一致するもの。PCに頼らず、iPad Proのみで事務仕事やクリエイティブな作業が完結する方向に近づきつつある感もあります。
2021年といえばまだ先のことですが、2019年~2020年の非5Gモデルでも電波がつかみやすくなり、クラウドと連携した運用が快適になるのかもしれません。
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