酔歩会の記録

健康の為アウトドアで気持ちよく活動している男の記録

故宮 (中国編)

2005年07月10日 | 旅行記
酔歩会海外編(北京・故宮)
 あつかましくも第2弾北京報告です。



今回は故宮。昔観た映画『ラスト・エンペラー』で印象的な場所だけに期待して到着。
ここも観光客がいっぱい。想像はしていたがその広大さスケールに圧倒、総面積72万㎡(といってもどんな広さかわからん)60の殿閣に9000の部屋があるそうでとにかくムッチャ広いです。



写真にある壁や柱、門の赤は全部漆(うるし)塗りで2~3年ごとに塗り替えが必要。だから常にいろんな所で塗り替え作業や工事が行われている。その赤い門をくぐってすぐに映画で観た皇帝に何千もの人がひれ伏すシーンがあったあの場所の景色が目に飛び込んでくる。映画は当時CGがない時代で何千ものエキストラで実写撮影したのでしょうが大変な苦労だったことでしょう。ただここだけの景色でいうと個人的に京都の平安神宮の方が美しいと感じる。日本人の美の心は誇っていいのです。でもそこからまだまだ奥には同じような光景が連続し広さははるかに及ばない。天守に鳳凰や麒麟が並んでいる写真(犬みたいにみえる)があるがその数が多いほど位の高い人がいる殿閣らしい。


もうひとつ暗い部屋の写真は皇帝が座る椅子でこれも映画で観た幼い皇帝が無邪気に座っているシーンを思い出す。シーンをだぶらせながら暑い中歩くこと1時間半、終点地に着く。とにかく暑いのでペットボトルの水が手放せない。飲み終えた空のボトルをもらおうと飲み終えるまでついてくる連中がいる。いくらかのお金になるのだろうが、一方でこれほどの富の象徴のような建造物の中で物乞いするような貧しい人が普通にいるという構図に現実を感じる。(たいがいの観光地にはそこらへんにそういう人がいてはります)凄い、広い、暑い一日でした。




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5 コメント

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ビックリ! (らり)
2005-07-10 12:26:46
ステキな所だね。2~3年ごとに漆塗ってるの?

維持するのも大変だねぇ。

当時のままの姿を残そうっと言うのは大変なことだね。

でも維持してくれてるから 感動もあるんだろう。ウンウン

私、ココに行きたい!ぁ…もちろん観光だけど。

テレビドラマでも<~最期の皇帝~>って特別番組で竹野内豊が弟役やってたのをみて感動したぁ。

今日録画してあるからみよ~っと
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紫禁城ですね (熊子)
2005-07-10 21:49:11
最後の皇帝溥儀。悲劇ですよね。日本軍に翻弄されて、本当に二次大戦は、中国、韓国の皇帝を崩壊させた日本の罪は100年経っても償えない。紫禁城を見ると、西皇后?といって、ライバルの美女を次々に葬った女性を思い出す。ラストエンペラーの継母になるのかな。すごい広大なお城。スケールが違うね。でも、美の繊細さは、やっぱり日本だよね。それとね、カヤックの先輩ブロガーさんがいます。http://blog.goo.ne.jp/shirotori3を覗いてみてね。楽しい人ですよ。
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らりさんへ (酔歩)
2005-07-11 20:42:44
 私も機会があれば行ってみたいです。

中国は日本以上に戦乱が続き前の支配者が失脚すると一族郎党みな殺されるのです。

当然政権争いは熾烈を極め、生きて支配者まで登りつめれば夢のような生活ができ、敗者は死が待っています。

そんな国ですから貴重な文化財は全て破壊され、自国には殆ど残っていないのが事実です。

残っているのは建築物くらいでしょうか?
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熊子さんへ (酔歩)
2005-07-11 20:56:41
 日本の罪について私は別の意見を持っています。

またそれは別の機会にでもお話できればと思います。



大陸のものは何でも大雑把で繊細さに欠けるようです。

私は大陸の広さだけは一度見て実感してみたいとは思いますが、それ以外のものには興味が持てません。

やはり私は箱庭のような日本の自然が大好きです。

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はい、いつか語ろうね (熊母)
2005-07-11 21:51:56
私はこの手の話は好きですよ。徹夜で論議も大好きです。互いの意見は尊重し語る楽しさ、大好きです。直接対面は無理なので、そうだな、メールで語りましょう。待ってま~す。母
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