ボルボ９６０ フロアマット

本日はボルボ９６０のフロアマットを出荷しました。
写真はボルボ９６０　９Ｂ♯　右ハンドル用　プレミアムスタンダードシリーズのグレーです。
ボルボ９６０は日本国内では１９９０年９月～１９９７年２月まで新車の販売が行われていたボルボのトップシリーズです。
外観はボルボらしい古臭くゴッツイ感じです。ＶＩＰ仕様のロイヤルは全長５ｍを越すビッグサルーンです。
エステート（ワゴン）も設定が有り７人乗りも選択できました。
さてここで問題です、セダンとエステートのフロアマットは同じか？違うか？・・・教えてあげな～い・・・
純正のフロアマットは横３０センチ×縦２４センチの特大ヒールパット付です。
輸入車のフロアマットは時々、特大ヒールパットを見かけますが国産車には使用しないので
国産大サイズ２２センチ×１５センチを縦向きに２ヶ所取り付けました。
下記はヒールパットの大きさはどのように決まるかの解説です。
ヒールパットの素材は昔は塩化ビニールパットでしたが現在は殆どがポリプロピレンの繊維パットです。
毛先がループ状や最近のメーカー純正マットのヒールパットは毛先が直毛カットのタイプも見かけます。
ヒールパットの素材は幅が約１ｍで２０ｍ～３０ｍのロールで調達します。
それを切って使用しますが取り付けはウェルダーという高周波の機械でヒールパットをマットに溶着させます。
そのときに上から金型でプレスをしながら溶着させます。
その金型の大きさがヒールパットの大きさになります。
たとえば楕円形の金型を作ればヒールパットも楕円形で付きますし、金型に縦筋を入れればヒールパットにも縦筋が入ります。
金型は高級なものは日本国内で調達すると大きさにもよりますが数十万です。
以前にタイの缶詰を作っている工場で作らせたら８０００円で出来ましたが日本では使わずカンボジアのポルポトマット工場で使用しています。

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